らじるにも倍速機能ありました
誤字脱字その他、激しかったところも直しました
備忘録かねて
ホスト:ヤマザキマリ
ゲスト:ベッピ・キュッパーニ(比較文学者、小説家)、磯田道史(歴史学者)
前半9時台は、ヤマザキマリさんと、夫のベッピ・キュッパーニ氏のトーク、
9時台ラスト〜10時台に磯田道史氏を交えての鼎談。
マリさんいわく
「3人の共通点は蛇口が壊れてしまった水道」
ハーイ
マリさんとベッピ氏「2人の馴れ初め」あたりは軽いジャブ。家族の在り方から古代ローマから戦国時代から千利休・茶の湯からコロナ禍まで、「今は新しい中世」、それぞれの時代の中で生き延びるには、救いとは、、、
話は縦横無尽に行き来し、でも聞いててちっとも疲れない、2時間あっちゅーま。
同時通訳しながらホストを務めるマリさんの喋るスピードが、普段となんら変わらず進行してて、内容の密度が薄まらないところがすごい。
らじるらじるは早送り機能がないからこんなに全部がおもしろいのやめてぇって思うくらい。
倍速機能ありました
ベッピさんが日本人について「エネルギッシュ」と言っていたのが意外でしたが、聞き進むとなるほど感。
マリさんの選曲でかけられた、ジョニー・キャッシュの歌「スーと言う名の少年」にまつわる話も興味深い。刑務所を転々として歌っていて刑の重い囚人の人々が涙したとか。
来月(と聞こえた)出版されるベッピ氏の本は、翻訳に2年を要したとのこと。原書はたぶん、こちら。
Salvezza: Quando le due metà del mondo si incontrarono per la prima volta
マリさんの言葉を聞き間違えてなければ、
『救い、東洋と西洋がであったとき』
ベッピ・キュッパーニ 著
中嶋浩郎 訳
来月刊行予定(?)
(訳者名の聞き取りが"中嶋浩郎"で正しければ、ジュンパ・ラヒリの翻訳もしている先生らしい。『停電の夜に』は単行本(新潮クレスト・ブックス)の表紙が素敵だったのが、文庫になったら普通になってしまった件。)
磯田さんの話の中に「サルベッツァ」と出てきました。
それが原書のタイトル、Salvezza、
イタリア語で、救済とか救いの意味らしい。
あと、「カルペ・ディエム」(明日はどうなるかわからない、今日を摘み取れ)という古代ローマの格言が出てきました。それについてはら近いうちマリさんから「新しいお知らせ」がされるようです。
その言葉をタイトルにしたH.W.のアルバムを持っていましたが、あまり響かなかったこと思い出してしまった。探したら今も持ってました。
余談
ベッピさんのイタリア語の中に、「ヨロピコ」と「バンビーノ」(少年)という言葉が聞こえ、、、
「ヨロピコ」はたぶん空耳
布袋(寅泰)の「バンビーナ」(少女)はイタリア語だったのか〜と、四半世紀経って知った今夜です。
そしてマリさんも、小さい扇風機より扇子が好みらしい。
今日、隣りの人が扇風機使ってて、その横で扇子ファサファサやってたところでした。
ムッシムッシですが
あしたもお元気で