こんな組み合わせ、あるんですねぇ
又吉直樹さんとヨシタケシンスケの共著
読みまして
『その本は』
又吉直樹、ヨシタケシンスケ 著
2022年7月14日
編集 山科博司、藤田沙織
デザイン・着色 bookwall
古い本なのかな?と思う様な、レトロな色褪せた感じが味あって見入ってしまいました。
出だし早々から、なんちゅうか本中華(死語!!)摩訶不思議で奇天烈な文章で、夏休みのラジオ体操ならぬ、凝った脳ミソねじくり回して七変化体操したな!!という感じ。
ヨシタケシンスケさんの変さ加減や、重箱の隅をつつくような緻密な、ツボ押しマッサージみたいな観察眼は、多少免疫ありましたが、ヨシタケさんと対等に渡り合う又吉さんも相当ユニークな方なんですねぇ。「ユニーク」って便利な言葉だけど、、、、感嘆の意味で使ってます。
読み終えてから、帯に「感涙必至」と紹介されているのを見て、あぁなるほどな〜確かにあれは感動的だったわ、、、と思う箇所ありました。が私にはちょっと美し過ぎて見えて、涙はこれっぽっちも出ませんでした。
むしろ、ホラーっぽい章にゾワッとして体温下がり、もう一回読んじゃいました。それと第6夜とか、第12夜とかがグッときました。ヨシタケさんの放つ毒気や哀しみみたいなものが、じわじわ沁み込んできて、やっぱ好きだなぁと。
ラジオでまたに耳にする又吉さんのボソボソした暗い雰囲気、けっこう好きです。何を話していたかは覚えてないけど(て、おい!!)なんか、心地よいボソボソなんですよね。
ところで、
おとといの昼過ぎの雷が爆音だった時のWindy
愛犬@天国が雷苦手で
くぃんくぃん鳴いていたのを思い出しました
ネットが切れがちで、変なメンション飛んでたら失礼しました。
それでは、あしたもお元気で