駅周辺の変化が著しい街、

 

下北沢の本多劇場で、


春風亭昇太さんの独演会シリーズ

 

オレスタイル を観てきました音譜






今回のテーマは「滑稽魂」


誰にも遠慮しないで、

 

バカ話を思いっっっきり

 

好きなだけ演るよ! という趣旨みたい。

 

(^.^)





もう最高で星 最幸~~~星

笑いっぱなしで顔が痛くなったほど😂

 

お腹もたくさんよじれて

 

痩せたかな?!


感動とかは、

 

なし!
 

なんにも後に残らない(^o^)

 

ただ、ただ、笑ってハ~~楽しかった!!

 

これが最幸星星星

 

これが聴きたかったよ~~(=^o^=)!!

 

 

 

 

 


意外だったのは


4席も聴けた上に!!


全部、古典!!(わぉ)


新作なし!!(ありゃ?!笑)


その内、ネタおろし、2席!!

(※ 真打27年目!! 攻めてるね!?

 

 




お噺はこんな感じでした(^^)



 

 

 

たこ「看板のピン」は、

 

 

叫び声のアレンジが施された(笑)

昇太さんバージョン。

 

 

しばらくぶりに演ったと言いましたか?

以前聴いた時より、笑ったような、、

とても面白かったです。

 

 

 

 

 

~ 恒例 ステージ上で生着替え その1 ~

 

 

生着替えの時、

帯をピシッ シュッとやるのが

カッコイイです師匠。

 

 

ペットボトルの水をくいっと

飲んで二席目へ。

 

 

 

 

 

 

たこ「花見酒」

 

 

とにかくひたすらおバカな二人の

愉快というか、可笑しなやり取り、

 

 

だけど、なんかほっこりもしました。

落語家さんて、

ほんと美味しそうに

お酒を呑みますねぇチュー

 

 

「花見酒」は

柳橋さん(昇太さんの師匠の師匠)が

得意なお噺だったそうで、

今は聴く機会がほぼ無くなってるのを

孫弟子が掘り起こしたかたちで

ネタおろし

 

 

(落語で聴く機会は無いけど、

経済学の学者さんとかが、

この話を例に経済の話を

したりしてるそうな。ほほー)

 

 

 

 

 

 

~ 恒例 ステージ上で生着替え その2 ~

 

 

生着替えの時は、

昇太さんが選曲してるであろう曲が

BGMでした。

 

 

洋楽のガールグループの曲は

耳馴染みのあるものでしたが、

 

 

日本語の古そうな歌謡曲は

全っっっっく聴いた事のない

曲と声でした。

 

 

(※昭和レトロやグループサウンズ

 が大好きな昇太さん)

 

 

 

 

 

 

たこ「金明竹」(!)

 

 

(あの滑舌の少し....少し噛み噛みの)昇太さんの

「金明竹」が聴けるとは!!

 

 

「え、金明竹?」という空気が漂って見えたのは

気のせいではないだろう??

 

 

他の噺家さんは、

客席を

"感心"とか、"唸らせる"方向に

誘うのが

「金明竹」の見せ場でしょうか?

(何度か聴いて、そう思いました。)

 

 

昇太さんの「金明竹」は

オカミサンに遊びを加えたらしく、

もう見事に

客席を爆笑の渦にしてました。

 

 

老若男女 笑い転げてて

久しぶりに

会場が丸ごと揺れてるカンジを

体感しました。

 

 

昇太さんに掛かると

なんでああなっちゃうんだろう~~最高

これもネタおろしとの事でした。

 

 

あんなに早口をキメる昇太さん

初めて聴いたし😍

ここまで、連続3席!!

 

 

聴いてるだけなのに喉が渇いて

笑いすぎて息が切れてました。

 

 

 

 

 

 

~ 仲入り ~

 

 

 

 

鏡味正二郎(かがみせいじろう)さんの

太神楽曲芸を愉しんだあと

 

 

 

 

 

 

たこ「火焔太鼓」

 

 

どこら辺が昇太さん流のアレンジなのか

判りませんでしたが、

 

 

追い詰められた亭主が、

怖れと妄想にかられて

独り言ブツブツ・・・

一人でホニャホニャ・・・

様子がオカシクなってて、

ツボでした。

 

 

笑い過ぎて疲れてお開き!

 

 

 

 

 

 

~ 短めのアフタートークで終演 ~

 

 

お客さんが帰る間かかっていた

場内BGMが、なぜかサルサ・・・!!

しかも日本語で。

こちらは別途記したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のオレスタイルは

 

 

これまで観た、聴いた

昇太さんの高座の中でも

1、2を争う、可笑しくて

笑いっぱなしの会でした。

 

 

ネタおろしを二席もやったのは

意図があっての事とは思いますが、

 

 

落語家稼業は(大好きでやってる)仕事

とはいえ、

飽きない様に続けていくための、

刺激と言うか、挑戦と言うか、

昇太さんなりの工夫でもあるのかな、

と思いました。

 

 

お噺にアレンジを施す時

 

 

「思い出すだけで、自分でぷぷっと

ニヤけてしまう」

 

 

「誰よりも演る自分が、

思わず楽しくなっちゃう」

 

 

そんなアイディアが思い付くと、

長年しっくり来なくて演って

いなかった噺も

俄然楽しく思えて

ワクワクしちゃうそうです。

 

 

 

 

 

私個人の印象としては、

 

 

"働くって楽しいよ"

"仕事って楽しいもんだよ"

 

 

という声が聴こえてならない

会でした。

 

 

一見すると、「滑稽魂」とは

かけ離れた様な事柄ですが、、、

そんな印象を持てたこと

すごく嬉しい事でした。

 

 

 

 

 

 

長くなっておりますが、最後に

 

 

~ オープニングトーク ~

について

 

 

今回のオレスタイルは

私服で登場、ではなく、

最初から着物をお召しの師匠

 

 

時短のためだったのかもしれませんが

終演が大幅に遅くなったのは

オープニングトークに思わず熱が入って

長引いたからだったみたいです。

 

 

ラッキー☆(笑)

 

 

何をそんなに喋りまくったかというと、

昇太さんが「もう大好き!!」という

映画「八甲田山」の話でした。

 

 

DVDで持ってるのに、

テレビ放送があるとつい録画して、

何度も何度も観ちゃうそうな。

 

 

大滝秀治さんのナゾの芝居や

雪中行軍の大変な場面を

一人でものすごーーく嬉しそうに

再現してくれました。

 

 

大量遭難の実話の映画化なので

明るい話ではないけれど、、

 

 

「八甲田山、是非観て下さい!!」

との事でした。

 

 

それと最近出演した映画

「七つの会議」の話では

 

 

香川照之さんと野村萬斎さんの

顔芸を迫真の演技を

これまた全力で再現してました。

 

 

これ、一週間経っても

思い出すと笑えてきます😂笑

 

 

大変充実のオープニングトークでした。

 

 

 

 

 

 

独演会で4席は、演る方も

聴く方も、体力要りますね。

 

 

3日間で5公演、

4席はやるもんじゃない、

喉がヤバイ、と

師匠 初日からボヤイテましたが( ^∀^)

ファンとしては嬉しい限り。

 

 

こんな楽しい時間を、

ありがとうございました!!!

 

 

 

 

 

 

 

~ おまけ ~

 

 

"オレスタイル 春風亭昇太 少年時代工房"

 

 

 

 

背後には、師匠の著書が2冊

芸が細かい😁

 

 

 

 

 

 

 

(笑)

 

 

 

 

昇太師匠

 

2019年、今年の12月で、60歳乙女のトキメキ

 

 

 

 

以上、長々と書きました。

立ち寄って下さり

ありがとうございました。

キラキラキラキラ