ネコの気持ち義叔母さんは、さばさばした口調で言うのだ。住みついてたネコを一つ山越えたところに捨ててきたけど、泥だらけになって戻ってきたら頭なでてやるしかない。また捨てに行ったけど。その田舎に行った時に見た白くて丸い顔をした人懐っこいネコを思い出した。かわいそうとかそういうんじゃなくて、ネコの純真無垢な気持ちを想った。すると、今度は義母が言った。そらネコも必死よ!(食べるために)