次の日、予定通り帰宅。
父と母に車で送ってもらった。
母には、胎児ドックを受けて安心するまで実家に居てもいいよ、と言われていた。
だけど息子くんのことを考えて、帰ることにした。
本当は家事も息子くんのお世話も、何も手につかないんじゃないかと思うほど動揺していた。
でも、強くならなければいけないと思った。
息子くんと2人きりになると、自然と身体が動いた。
つわりなのか精神的なものなのか、吐き気はずっと続いていたけど、午前中はましだったので公園や親子広場へ遊びに出かけた。
だけど、午後から息子くんがお昼寝タイムに入ると同時に私は検索魔となってしまう。
そして不安になって泣いてボロボロになっていた。
NTは妊婦健診で気軽に計測出来るようなものではないとも知り、指摘された3mmが間違いでありますようにと祈ってみたりもした。
夕方から夜にかけては特につわりがしんどくて、お風呂に入って晩ご飯を食べたら寝たきりだった。
息子くんには悪かったけど、晩ご飯の後は寝る前までひたすらテレビを見てもらっていた。
夫は基本21時前後の帰宅になることが多く、仕事の日は頼ることが出来なかった。
この時期は本当に辛かった。
息子くんが居なかったらどうなっていたんだろうと思うほど、元気な息子くんには救われた。