私は一時期、関西に住んでいました。

関西に住み始めた頃は、関西のことは、何も知りませんでした。

当時、テレビ番組で、阪神タイガースの番組がありました。

「タイガース フィーバー」「GOGO タイガース」。そんなタイトルのテレビ番組だったと思います。

どちらかの番組で、先日お亡くなりになった上岡龍太郎さんが司会をされていました。

冒頭で、「私が阪神タイガース オーナー、上岡龍太郎です」と言うのですが、上岡龍太郎さんを知らなかった私は、本当に阪神タイガースのオーナーが、テレビ番組の司会をしているんだと思って、びっくりしました。

さすが、関西と。

私は、漫画トリオ時代の上岡龍太郎さんを知りません。私が関西に住み始めた頃は、上岡龍太郎さんはまだ、関西のタレントという感じで、全国区ではなかったと思います。それで、上岡龍太郎さんを存じ上げなかったのです。

「探偵 ナイトスクープ」は、番組の放送開始の時は、見てなかったと思います。

それでも、探偵が川に潜って、カーネル・サンダースを探していた頃に見始めたので、初期の頃から見ているはずです。

この番組も、上岡龍太郎さんが司会(局長)でした。

秘書は、初代の人はあまり記憶になく、岡部まりさんの印象が強いです。

 

私が住んでいたのは、関西でも田舎のほうでした。

まだ恵方巻は全国区ではなかったですが、私が住んでいた街は関西なので、とうぜん恵方巻はありました。

節分の日にスーパーへ行くと、恵方巻が売っているのです。

だけど私は、関西の出身ではないので、恵方巻を知りませんでした。

「なんじゃ、こりゃ」という感じで、スーパーの売り場に並べられている恵方巻を眺めていました。

おそらく、私の住んでいる街だけの風習だろうと思っていたら、節分の日の夜にテレビを見ると、スタジオで桂三枝さん(当時)が、出演者の人たちと恵方に向いて、恵方巻を食べていました。

これを見てはじめて、恵方巻が関西すべての習慣であることを知りました。

その恵方巻が、まさか全国に広まるとは、思いもしませんでしたけど。

 

以上、関西のテレビの思い出でした。