私が子供の頃に読んでいたマンガは、手塚治虫や石森章太郎、永井豪、水木しげるなど、今では故人も多いですが、いわゆる大御所とされるマンガ家たちの作品が主です。
好きなマンガを思いつくままに挙げます。
「どろろ」。手塚治虫さんのマンガで、おそらく一番好きだと思います。なかなか全巻を揃えることができませんでした。
私の住んでいた街は田舎町で、小さな本屋しかありませんでした。そして、昔はネット書店もありません。そのため目当ての本が無いことも多いのです。本屋で注文すればいいのですが、子供の私にはハードルが高く実行しませんでした。
「どろろ」のコミックスは全4巻。そのうちの1冊は、よその街の親戚の家に遊びに行ったときに、偶然立ち寄った本屋で見つけて買いました(私の地元の本屋には無かった)。
そして最後の4巻目が、どこの本屋にも売っていませんでした。私は、「どろろ」の最終巻である4巻を渇望していました。それを知った仲の良い友達が、持っている「どろろ」の4巻目を私にプレゼントしてくれました。
お陰で私は、「どろろ」の最終回を読むことができました。「どろろ」を買い始めてから、最終回を読むまでに数年かかったと思います(子供時代なので、長くかかったようで実はもっと短い期間だった可能性もあります)。だから、「どろろ」の4巻目には思い入れが強いです。
「デビルマン」。永井豪さんの傑作です。ご本人も、それを自負されているのでしょう。いろいろバージョンを変えて出版されています。
アニメのデビルマンが好きでよく見ていた私に、友達が原作マンガの「デビルマン」の存在を教えてくれました。
アニメとは違う、怖い感じのデビルマンだと。それで友達の家で読ませてもらいました。
すぐに気に入り、自分でも買いました。好きなマンガを5作選べと言われたら、その中に「デビルマン」は確実に入れます。
妖鳥シレーヌ編のラストシーンは感動です。だけど、やはり悪魔狩りが始まってからのダークな展開。牧村家の悲劇。デビルマンの人間に対する怒りの言葉。ラストシーンの衝撃などなど後半の怒涛の展開こそがデビルマンの傑作たる所以でしょう。
永井豪さんの他の作品では、「魔王ダンテ」も好きです。先日、完全版(書き直したもの)を読みましたが、やはり初期のモノが好きです。打ち切りにならなければ、これも傑作になったでしょう。