子供の頃から夏休みは、兄弟そろって親戚の家に長期間、行きました。

母親の実家です。

初めて行ったとき、私は母親の姉を、どう呼んでいいかわからず、「ママ」と呼んでしまいました。すぐに、気持ち悪いから、やめてくれと言われましたが(笑)。

私の母親は、私がまだ二十代のときに死にましたが(父親も/涙)、母親の姉は、まだ

ご存命のはずです。そうとうな、ご高齢と思いますが。

親戚の家にはネコがいて、仔ネコもいて、それが楽しみでした。

この親戚の家のネコの、不思議な話は、2021年10月13日のブログ「ネコの神秘」に書きました。

親戚の伯母さんには、二人の子供がいて、息子さんと娘さんです。息子さんは大学生で、ほとんど顔を合わすこともありませんでした。

娘さんは高校生(私が幼いときから、中学ぐらいまで遊びに行っていたので、一概には言えませんが)。

この娘さんを、「美紀子ちゃん(仮名)」と呼んでいました。明るい性格の、面倒見のいい人で、私たち兄弟の遊び相手になってくれました。

年下の遊び相手を、夏休みの長い間、務めるのも大変だと思いますが、嫌な顔せずに、本当に面倒を見てくれて、私も慕ってました。

本人も、この近所の子供の世話役だと言ってました(正確には、なんと言ったか失念しましたが、意味は同じようなものです)。そういう人なのです。

私は困った子供で、この美紀子ちゃんの持っている水時計をねだって、もらったり、美紀子ちゃんの大事にしている本(悪魔とか、そんな感じの話の本)を、美紀子ちゃんが嫌がっているのに、無理にもらったり。

私が逆の立場なら、怒りたくなります。

しかも、私は、もらった水時計をすぐに無くし、あるとき美紀子ちゃんに「水時計、大事にしてくれてる?」と聞かれ、答えられませんでした。美紀子ちゃんも、さすがにショックな顔、もしくはあきれてたと思います。

私は、美紀子ちゃんが大好きだったのに、私が中学3年ぐらいのとき、思春期になった私は、年上の女性である美紀子ちゃんと、どうしゃべっていいかわからなくなり、気まずい感じになり、そのまま会話が無くなりました。

美紀子ちゃんに、嫌な思いをさせてしまいました。子供のときから、ずっと仲良くしてくれた相手なのに、本当に申し訳ない。