林先生が著名人と対談する「初耳学」。
様々なゲストに林先生がどのように対峙して，どのように話を引き出すのか，が
とてもおもしろくて
「徹子の部屋」の男性版のようであり，よく見ていたのだが。
その番組にでてくるジャニーズタレントに対する
番組全体の精一杯よいしょする姿勢がどうにも耐えられず，
最近は録画にして，対談のコーナーだけを見るようにしている。
あるタレントの生意気なコメントや，場にそぐわないつぶやきを，
なぜ番組は大切にし，ピックアップして扱うのだろう。
林先生が
大御所のゲストからも忌憚のないコメントを引き出すために
ある意味覚悟をもって対峙しているのに，
その裏でジャニーズタレントの殿様扱いを見させられることは
番組全体に対する不信感や
番組自体のグレードを下げることにしかならないことに
制作サイドはなぜ思いを馳せないのだろうか。
いい番組だと思っていたのだが。本当に残念だ。