「100円のコーラを1000円で売る方法」(永井孝尚【著】)を読んで学んだこと

 

最近、「100円のコーラを1000円で売る方法」という本を読みました。

 

100円のものを1000円で売るなどとんでもない、と思われますか?

それとも、どのように売るのだろう、と興味が湧きますか?

 

私は興味が湧きました。

価格設定のことで考えている事案があったからです。

 

しかし、書店でこの本を手に取ったとき、ある種の偏見も持っていました。

 

偏見というのは、時々、広告で目にする「顧客の脳をコントロールする」的な感じで、マーケティングの理解をミスリードしかねないような主張や、自己肯定感を高めて価格設定も高くすべき(この考え方には注意が必要であると思っています)的な感じの内容が、結局、この本にも書いてあるのではないかという偏見です。

 

そして、その偏見は間違いであることが分かり、その結果、購入して最後まで読みました。

この本には大事なことが多く書かれていて、大変、勉強になりました。

 

そこで、何が学べたかを一つだけ書きます。

 

顧客価値をどのように生み出すか、についての考え方を学ぶことができました。

顧客の要望を聞き、顧客の言いなりになるのは典型的な失敗につながるということです。

では、どうすれば良いかというと、

顧客をよく理解し、顧客にとっての価値を生み出して提案するということです。

そして、価値を提案するために考え抜くことが大切ということです。

 

くりかえります。

「顧客の要望を聞く」のではなく、

「顧客を理解し、価値を生み出して提供する」ということです。

そして、価値を生み出して提供するために考え抜くことが大切です。

 

言葉で言うのは簡単ですが、実行するのは難しいことかも知れません。

しかし、この理屈を理解しているのと理解していないのでは大きな違いが生じるのではないでしょうか。