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ハロヲタな蹴球生活

モーニン娘。をきっかけにハロプロにハマった蹴球人のブログです。

気が付けばほぼ2万字となったので、最後にサッカーとハロプロについての私の戯言を述べていきます。

 

まずはサッカーから。

 

2023年12月、Jリーグは2026年シーズンからの秋春制へのシーズン移行を決定しました。これまでJFAやJリーグで何度か議論され、否決されて秋春制ですが、今回は議論の再燃から移行決定までが非常にスムーズであった印象です。その背景には、欧州組の増加やACLの秋春制への以降などのトップトップの強化に関わる要因が非常に大きいと思われます。振り返れば、近年の賞金分配の変更などJリーグは強化路線を進めて来ており、この秋春制への移行も一連の強化へ向けた施策であると思われます。

 

Jリーグの強化路線がそのままJクラブの世界での活躍、そして日本代表のW杯への飛躍へと繋がることを願うばかりですが、今回のシーズン移行の議論において、気になった点が2点あります。

 

1点目は、シーズン移行の議論がJリーグ内に留まってしまった点です。2023シーズンからJFLとの入れ替えがスタートしており、Jリーグのシーズンが変われば当然JFLとの昇降格に不具合が生じる可能性があります。Jリーグに先行し、秋春制を行っている女子のプロリーグWEリーグでは、下部のなでしこリーグとの間に半年間のズレがあるため、昇格クラブは半年をまってリーグに参戦することとなりました。

WEリーグの場合には、昇格のみで降格がないため昇格するクラブが期待を胸に半年準備をすれば良いですが、仮にJリーグから降格して半年間公式戦がないとなれば、クラブにとっては死活問題であり、選手の確保すらままならない状況となってしまいます。Jリーグが発表した資料によると、JFLもシーズンを移行する方向で検討すると記載されていますが、そうなると今度は地域リーグとの入れ替えで問題が発生します。地域リーグは全国7地で行われていますが、北海道や東北、北信越のリーグが秋春制で行う場合には、当然、雪が大きな問題となり、Jリーグ以上に試合の開催はおろか、練習場の確保にも大きな懸念が残りますし、同様の問題が下部の県リーグでも起こりえます。また、JFL以下のリーグには多くの企業チームが在籍しており、親会社の決算年度とのズレは、Jクラブ以上に深刻な問題となり得ます。

昇降格の問題以外のも、大学や高校からの選手獲得、アカデミーのシーズンとの兼ね合いなど、シーズン移行は日本サッカー全体に跨がる大きな問題であり、議論がもう少しサッカー界全体に広がった方がよかったのではないかと感じています。

 

また、サッカー界でもJリーグの問題となってしまったシーズン移行の話題は、日本社会全体に広く知られるようなこともなく、シーズン移行の議論がされている最中も、スポーツニュースはメジャーリーグの大谷翔平選手の話題で持ちきりでした。

もしこれがプロ野球のシーズン移行であれば、連日ワイドショーで議論されていたことでしょう。結局、世の中はJリーグやサッカーに興味がないという事実が、如実に突きつけられたように思えてなりません。

 

自分の推しが世界で一番可愛いと信じてる世界中のヲタクと同じように、サッカーの内側にいると、サッカーの素晴らしさを語り、サッカーの持つ力や地域におけるクラブの価値など、サッカーを過大評価してしまう傾向があるように思います。

しかし、世の中も人が推しとハロプロの価値に気が付いていないのと同様に、サッカーの魅力もまた世間ではまだまだ知られていません。

 

サッカーに関わる人間の一人としてそんな現状を謙虚に受け止めて、サッカーの価値を高められるように微力ながら頑張って行こうと思います。