先日の各グループへの新メンバー加入、およびハロ婦おr研修生ユニット’23の来年のデビュー発表によって、実質的な研修生の人数は3名となりました。
ハロプロ研修生の源流は、2002年にハロモニ内で開催されたオーディション合格者により結成されたハロプロキッズで、後にBerryz工房と℃-uteとしてメジャーデビューを果たし、ハロプロの一時代を作り上げました。
その後、現在の研修生と直接繋がるハロプロエッグのオーディションが行われて以降、スマイレージのオジリナルメンバー4名や、真野恵里菜ちゃん、モーニング娘。リーダーの譜久村聖ちゃんや、アンジュルムリーダーの竹内朱莉ちゃんなど、数多くのハロメンを排出し自前の育成組織として、非常に重要な役割を果たして来ました。
そんなハロプロ研修生は、約10名~30名程度の人数で加入とデビューはまた研修終了を繰り返しながら、現在まで活動が続けられているわけでですが、Jユースに所属選手全員がトップチームに昇格できないように、全員がデビューを果たせる訳ではなく、ハロヲタの高い評価を得ながらも研修終了となった研修生は少なくありません。
そんな研修の人数が実質3名、ユニット組を合わせても10名と非常に少なく、特にコロナ禍以降は研修生自体の人数が減少傾向にあると言えます。
もちろん、今回のモーニング娘。のオーディションの参加者の中から研修生への加入も加入のあるとは思われますが、過去と比較して少ない状況であり、私はこの点に問題意識を持っています。
サッカークラブにおける育成とはクラブの根っこの部分であり、深く豊富な根っこがあるからこそ花は美しく咲き続けることが出来ます。
クラブが成長するためには育成の充実は不可欠で、近年最も成功しているJクラブである川崎フロンターレは、トップチームの成績向上と連動するように三苫選手や田中碧選手と言った育成出身の選手が台頭をしてきました。
また、数多くのお笑い芸人を輩出する吉本興業は、他の事務所に先駆けてNSCという養成所(=育成機関)を開設し、若手の育成に取り組んでおり、芸能界においても育成は非常に重要なパートであると言えるでしょう。
他方で育成の現場では、全員が当初の目標であるトップチーム昇格を果たせるわけではありません。
サッカークラブの場合には大学経由でトップチームに帰ってきたり、トップチームに昇格できない場合には他クラブでプロ選手となることも一般的です。また、ユース・ジュニアユースそれぞれ3年と学校と同く育成期間が決まっているため、ここの状況に応じた進路選択が適宜行われています。
ハロプロ研修生の場合には、研修期間が定められておらず、加賀楓ちゃんや一岡伶奈ちゃんのように長期の研修を経てデビューを勝ち取る場合もあれば、横山玲奈ちゃんのように短期間で昇格を果たす場合もありますし、長年在籍しても研修終了となることもあります。
昨今、YouTubeやSNSを通じて多様なアイドル活動の形がある中で、研修生という枠組みに縛られデビューが出来ず、また、研修生とは言え芸能活動と学業の平行の中でデビューを果たせないとなると、本人および保護者に後悔が残ってしまうことも考えられます。
しかしながら、ハロープロジェクトの永続的な発展には重厚な育成組織は不可欠であり、適宜メンバーを昇格させながらも、昇格できなかたメンバーにも十分なサポート体制をとることが、今後の鍵になるのではないでしょうか。
次回は、研修生の層を厚くし、かつ、研修生本人が成長し可能性を広げられる環境について提案をしてみたいと思います。