大阪に戻ってきて、ヨドコウ桜スタジアムでセレッソ大阪の試合を観る機会が増えました。
3月には代表戦も観戦しましたが、やはりサッカー専用のスタジアムは、観戦環境と言う点で非常に快適であり、駅からのアクセスも良く、サッカーファンにとっては嬉しい限りの施設であると言えます。
現在、大阪府内にはヨドコウ桜スタジアムに加えて、パナソニック吹田スタジアムという2つのサッカースタジアムがあり、事前に比べるとサッカーを取り囲み環境は大きく変化しました。
大阪に限らず、全国各地にサッカー専用スタジアムは増えつつあり、来年には長崎や金沢など、J2クラブのある地方都市にもスタジアムがオープンする予定です。
ホームゲーム開催時のホーム・アウェイからの来客、試合観戦に伴う飲食や宿泊・移動での消費、スタジアムと連動した複合型施設による地域の活性化など、スタジアムを中心としたまちづくり、地域おこしに期待寄せる自治体がある一方で、甲府や湘南、鹿児島、秋田などでは、スタジアム計画がストップとなることが、報道で明らかとなっています。
サッカー専用スタジアムは、陸上トラックがなく観戦しやすいなどサポーターの観戦環境、ピッチコンディションやロッカールームの配置など、選手のプレー環境、およびクラブに関わる運営スタッフの労働環境など、サッカーに関わる人間にとっては非常にメリットが大きいです。
一方、公共施設である以上、サッカーに関わることのない方々にもメリットがなければなりません。
試合開催に伴う人流増加による周辺への波及効果や、アウェイツーリズムによる観光業へのメリット、商業施設の併設や交通機関の整備などを通じた地域インフラの同時整備など、サッカー面以外のメリットも語られますが、上記の内容はサッカーでなくても達成することが出来るとも言えるでしょう。
そして何より、多額の建設費は行政、ひいては住民にとって大きな負担となります。
特に天然芝であるサッカースタジアムの場合には、建設費だけでなく芝生の維持管理費も安くはなく、また芝生の保全とプレー環境優先の視点から、利用制限が日常的に行われています。
このように、街全体へのメリットに課題があるからこそ、スタジアム建設計画がストップしているのではないでしょうか。
私は、サッカー専用スタジアムではなく、アイドル優先劇場を整備して、地域活性化のためにアイドルのコンサートを誘致する自治体が出てくれば、ドルヲタの聖地となり、地域経済が元気になるのではないかと考えています。
サッカーに限らず、スポーツインフラの整備と地域活性化はセットで語られていますが、同じことをアイドルを軸に仕掛けた方が、様々な制約が少なく行えるのではないでしょうか。
次回は、サッカースタジアムと比較しながらアイドル優先劇場が地域経済にもたらす効果を考えています。