アメリカ横断一人旅　LA→日本 -恐怖体験再び、最終章-

アメリカ横断一人旅も今日で終わり！久しぶりのアメリカ旅行、2週間近く滞在したのでかなり満喫しました照れ



昨日、うっかり治安が悪い所に迷い込んだ以外はスムーズに進んだし、いい旅でした。




ただ恐怖体験がもう一つありました。




LAXから日本へ飛び立つ日、朝起きると1通のメールが。



2時間くらい出発遅延びっくり


会社は1/8日までお休みを取っていたので、まあ1/8日以内に帰れるならいいか。と気楽に考えていました。



とりあえず空港に向かうと、ANAのカウンターで出発遅延のお詫びに20ドルのVoucher(クーポン)を貰い、出発まで時間があるので最後にピザでも食べることにしました。








美味しかったおねがい




まだかなー？と思いながら空港内を探索、搭乗口付近で1時間くらい待ち、ようやく搭乗となりました。



早く出発していたら、ちょうど東京上空が荒れた天気の時に帰ることになり、着陸できない。という理由で出発遅延をしたようでした。




席は一番後ろの窓際。寝ながら帰ろーと思い市販の睡眠薬を用意。




飛行機が離陸し1時間くらい経った時でしょうか、とにかく離陸してからさほど時間が経っていない時に



機長の"今から飛行機揺れます宣言"のアナウンスが。


え、もう揺れんの？


と思っていると、ガタガタガタガタッ



・・・


ガタガタガタガタガタガタガタガタッ


ガタガタガタガタガタガタガタガタッ　　



結構長い揺れ。。怖かった。やっと終わった。


と思っていると、明らかに窓の外は一面雲だらけ



そして、また機長のアナウンスがあり、



今までの人生の飛行機搭乗経験の中で一番長い揺れがガーンガーンガーン




普段飛行機が揺れるのって、長くても5分間とかそういう感覚だったのですが、揺れがずっと続き、たまに訪れるあの　"フッ"と落ちる嫌ーな感じが何回も続き、かれこれ1時間くらいは続いていたような気がします。




とにかくひたすら飛行機は雲の中を進み、揺れとフッと落ちるを繰り返しながら、




その間、ずっーと窓の外の景色から目が離せず、ガーン雲がどうなっているとか、水蒸気の流れがどんな感じとか、羽の揺れとか、こんなに揺れて羽が折れたらどうしようガーンとか思いながら、ひたすら窓に目をむけて、




以前ホンマでっかで、心理学者の植木さんが、「人間は何が起きているのか分からないことが恐怖で台風の時とかに川を見に行ったりしてしまう。」と言っていましたが、


　
まさにこの時の私はそんな心境で、何が起きているのか見なければ！！という感じで冷や汗タラタラでジッーとひたすら窓の外を見ていましたガーン




いっとき、航路中間地点くらいに到達した時に、一面が開き、晴れ間に入りました。笑い泣き





やったー抜けた！！と思っていたのも1時間くらいの間だけ。。




また行手には厚い雲、雲、雲ガーン


ってか、東京が悪天候で、西から東に天気の状態が流れるのであれば、東京に向かっている間はずっと悪天候じゃんびっくりガーン


いや、私死ぬんじゃないかな。と本気で思いました。。



どうしよう、なんか携帯に親への感謝の気持ちを書いてメールに残しておけば、回り回っていつか伝わるかな、とか、でも海に落ちたら携帯なんて終わりだし、、とか




結構本気でそのようなことを考え、またCAさんがどのような様子か見てみようと思い、CAさんが通った時の顔を観察したり、、CAさんも冷静じゃない顔をしてたら本気でヤバイのかも。。とか




相当な揺れで、CAさんが着席を余儀なくされることも多々あり、本当に気が気ではありませんでした。ガーン



とにかく思考はマイナスだらけ。睡眠薬を飲んでしまったら何が起こるか見届けられないし、起きておかないと！と思い、、結局一睡もできず。



そんな時にご飯。
ガタッと大きい揺れがおこり、カップホルダーのカップの中の水が揺れで溢れ落ち、思わず"きゃっー"と声が出ました。
隣の人に思いっきり水かかったしあせる




もお嫌だー！！えーん　




やっぱり飛行機怖いー



トイレに立った時に、CAさんに聞いてみると、




出発を遅らせたが、天候の変化があり成田から逆に早く到着するように言われ急いでいるのでスピードを出しているとのこと。。




到着が遅れると成田に着陸できない可能性があると。



そんなのあり？ショック
いやいや、もう揺れるの怖いからゆっくり行ってくれー



着陸できなかったら北海道とか、どこか他の地域で着陸してくれたらいいからぁーとりあえず日本に無事に生きて帰れればどこでもいいからーえーん



と思いました。。




その後、日本まで後2時間程というところで、最後の長時間の揺れが起こり、



ずっーーーーーと


ガタガタガタガタ、フッ↓  ガタガタガタガタッ　フッ↓を繰り返し、




厚い雲抜けた！！笑い泣き笑い泣き笑い泣き



と思った時に撮った景色です。



ほぼずっーとこんな雲の中を飛んでいました。



一面雲だらけ。




今後、なんか嫌なことがあった時にこの写真を見返そうと思い撮りました。


飛行機で死ぬかと思ったあの時よりは辛くないでしょ？と自分に言い聞かすために。








成田上空も雲だらけ。




最後成田着陸の時は厚い雲の下は霧だらけで真っ暗。。
　　

でも無事に到着！笑い泣き笑い泣き笑い泣き



日本に生きて帰ってこられたー！！



その後、成田→伊丹空港の飛行機をとっていたのですが、乗りたくないー！！とキャンセルし、何時間かかってもいいからと、新幹線で帰りました。



飛行機で一睡もしていなかったので、新幹線はグリーン車を取り爆睡して帰りました。




日本ではこの日、台風並みの暴風、強風が吹いていたとか。。



順調だった今回の旅行、最後の２日間で恐怖体験をすることになりましたが、やっぱり旅行は楽しかったです！




コロナが終わったら絶対またどこか行こー爆笑


アメリカ横断一人旅　

完