※追記は文末に掲載しています。
おはようございます。
今朝のエピソードは、
私立大学入試の合否報告とやりたい事しかやらない我が家の兄弟のお話です。
先日、次男(19歳予備校生)の私立大学の入試の合格発表がありました。
結果は不合格でした。
次男の前期の受験校の3校の中で、この私立大学は、第3志望校だったのですが、前期の入試の中では一番の難関校でした。
前期で受験する私立大学の候補は2校ありました。
A校 合格ラインギリギリ
B校 合格安全圏
でしたので、私は、次男にB校を受ける事を勧めていました。そして、次男もB校を選ぶと思っていました。
ところが、共通テスト後、次男が決めた出願校は、なんと、A校でした。
次男は私にこう言いました。
(広島弁にてお送りしています。)
俺は、共通テスト後の私立受験までの2週間の受験勉強をA校の過去問題で取り組みたいんじゃ、
A校の過去問題集の方が難易度が高いんと、その後の本命の大学校、第2希望の県立大学の受験科目と受験内容が共通しとるけん、受験対策にもなる。
ほいで、取り組んだからには、やはり、受験したいんじゃ、チャレンジしたいじゃ、
勿論、わかっとるけん。B校の方が安全圏じゃ、自分が確実に合格出来そうな大学を受験する事が大切なんもわかっとる。
じゃけどな、この私立大学2校の中で、A校とB校、どちらの方が、俺の学びたい学科のある学校なんかと言えばな、それは、A校じゃ、
(この2校は、前期の受験日程が一緒でしたので、併願が出来ませんでした。)
そして、B校は後期でも受験出来る。後期じゃけん、難易度は上がるんじゃが、それでも十分に狙える範囲じゃ、
じゃが、A校は前期でしか受けれん、後期では歯が立たん。
だからこそ、俺はA校を受けたいんじゃ、チャレンジしたいんじゃ、
これは、もう、兄ちゃんには話をしてあるけん。
兄ちゃんは俺の好きにせいと言うたけん、
じゃけぇ、母さん、俺にA校を受けさせてくれんかのぉ、
と、この様に、私に申し出ました。
この事に対して、私はすぐに返事が出来ませんでした。なので、考える時間を貰いました。
そして、次男が予備校に行っている間に、私は、長男(29歳自営業)と電話で話をしました。
長男は私にこう言いました。
そうじゃな、安全圏での受験をして欲しい母さんの気持ちはよくわかる。俺も、出来れば、次男が合格しやすい方を受験して欲しいと思うじゃけどな、
そもそも、次男の受験の目的は大学生になる事ではないけん、次男が勉強したい学科のある大学に進学する事じゃけん。
ほいで、これは、次男の為の受験じゃけん、
俺は、次男の好きな様にさせてやろうと思うたけん、賛成したんじゃ。
ほいで、次男は自分のやりたい事しかやらん、
それは、俺も一緒じゃけん、
受験に関しては俺もそうじゃったけん。
じゃけん、次男のチャレンジする気持ちを止める事など俺には出来んし、俺は次男の決めた事を応援するけん。
それを聞いた。私は、長男に、こう言いました。
そうでしたね。君は自分の受けたいところしか受けませんでしたね。やりたい事しかやりませんでしたね。そして、君は自分のやりたい事をチャレンジし続けて来ましたよね。わかりました。考えてみます。
と、言い、長男との通話を終えました。
かつて、長男は高校受験で、自分が行こうと思えない、高校生枠を確保する為の私立は受けたくないと、もし、受からなかったら夜間高校に行くと言い、併願での私立受験はしませんでした。
そして、公立高校に進学しました。
大学も、前期の国立大学1校のみ受験で、もし、受からなかったら就職すると言い、海上自衛官の試験を受けて内定を貰い、そして、国立大学に進学しました。
ヤレヤレ、
この兄弟は、揃いも揃って、自分のやりたい事しかやらない上に、わざわざ、チャレンジする方を、難しい方を選ぶのだろうか、何故、楽な方を選ばないのだろか、
(画像はお借りしています。)
一体、誰に似たのやらと思いましたが、
そうか、私か、と、気づき、笑いました。
そして、私は、今、ここにバー様がいたら、なんて言うのだろうかと考えました。
きっと、バー様だったら、私にこう言うだろうなと思います。
何を言ってるんだい、ヘタレ、
この子達はお前にそっくりじゃないか、
ヘタレはわざわざ、難しい方を選ぶ子供だった。
子供のころからずっとそうだった。楽な方を選んだ事などなかった。
周りが、何故、楽な方を選ばないのかと聞く度に、ヘタレが、なんてこたえて来たのか覚えているかい?
ヘタレは、難しい方が楽しい。だから、やってみたい。笑顔でそう言ったんだ。言い続けて来たんだ。
だから、バー様はヘタレの好きにさせようと思った。そんなヘタレを応援し続けて来た。
それと一緒だ。
だから、その子のやりたい様にさせておあげ、そして、笑顔で応援しておあげ、
いいな。
と、こう言うに違いないと思いました。
なので、私は、その日、予備校から帰宅した次男に、笑顔で、
わかりました。これは、君の為の受験です。
だから、君のやりたい様にやりなさい。
私もお兄ちゃんと同じく、君の決めた事を全力で応援します。
と、言いました。
次男は、笑顔で、ありがとうと言いました。
こうして、次男は前期の受験校、3校の中で一番の難関校である私立大学の願書を提出し、出せる力を出し切り本気で挑みました。そして、散りました。
ここで、話を私立大学の合格発表の日に戻します。
次男は、自分の部屋で受験勉強の合間にスマホで合否の確認をし、
隣の部屋で同じくスマホで合否確認をしていた私に、
俺は、この悔しさと憤りを全て、受験にぶつけるけん、今は、前期の県立大学の受験のことだけに全集中して取り組むけん。
と、そう言い、自分の部屋に戻り、再び、机に向かい、更に、気合いを入れて受験勉強に勤しんでいました。
なので、私達も全力で、次男の受験のサポートをして行きたいと思います。
この様に、前期の大学受験の1校目の私立大学の合格発表は不合格となりましたが、次男の挑戦は、無駄では無い、学び多きものだったと思います。
そして、前期は、後、2校ありますので、ここで、気持ちを切り替えて、前期で決着がつく事を信じて、次男を応援して行こうと思います。
お付き合い頂きましてありがとうございます。
感謝いたします。
おひいさま(ヘタレ)
※次回は、2月26日に追記を予定しています。
※追記しました。
先日、前期の国公立入試を終えました。
入試終了後に次男から送られて来たLINEのメッセージには、
ああ、スッキリした。今から帰るけん、帰ったら肉が食べたい。
と、記されていました。
当初は帰りに梅田のアニメイトに寄ってくる予定だったのですが、入試で全てを出し切りスッキリした次男は、放心状態のヘロヘロで、帰りの新幹線にもすぐに乗れそうなので、早く家に帰って、そして、肉が食べたいと思ったそうです。
(前期で受験した県立大学(第2志望校)は、日本海側にあり、広島からは鉄道でも車でも約5時間程かかります。なので、大阪会場での受験が可能で助かりました。しかも、試験会場の目の前のビジネスホテルが取れましたのでラッキーでした。お陰で次男は集合時間の15分前までホテルでゆっくり過ごしていたそうです。)
それにより、予定よりも2時間近く、帰宅時間が早くなりました。
当初は次男を迎えに行った帰りに晩御飯を食べて帰宅する予定だったのですが、それを変更し、帰りにスーパーに寄って焼肉の材料を購入し、自宅で焼肉をする事にしました。
長男の彼女(現在、新居にて同棲中)も、その日、日勤だったので、焼肉に誘いました。
そして、我が家、ヘタレ家にて4人で前期日程のお疲れ様会をしました。
私立、国公立大学の一般入試は、年明けの共通テスト(一次試験)からスタートし、終了後の1月下旬から私立大学の前期日程、2月の下旬に国公立大学の前期日程、私立、国公立の中期日程(次男は受験しません。)3月半ばの私立、国公立の後期日程と、この様に期間が長いです。
次男の前期日程は、私立大学、大学校、県立大学の3校で、丁度、2週間おきの受験となりましたが、
ほぼ、毎週末に受験、平日日程の大学受験や、同じ週の土、日で、2つの私立大学を受験したという話も聞きます。
前期は募集人数も多く、それだけ合格率も上がりますので、志願者数が前期に集中する事もあり、
前期の国公立入試が終わるまではドタバタになります。
お陰さまで、こうして、無事に前期の国公立入試を終える事が出来ました。
笑顔で楽しくお疲れ様会をし、焼肉を美味しく頂きました。感謝です。ありがたい限りです。
受験は家族の協力あってのチーム戦だと思います。
その翌日、この記事を書いている2月26日の朝は、いつもだったら7時半には次男を起こすのですが、今朝は、自分で起きて来るまで寝かせておこうと思います。今日は予備校も休みなので、今日くらいはゆっくりと過ごして貰おうと思います。
この後は、第1志望校である。大学校の合格発表があり、この結果により、後期の私立大学の出願を決めます。その後、県立大学の合格発表がありますので、
大学校、県立大学が合格であれば、次男の受験は前期で決着がつくという事になります。
そうなる事を願い、今、自分が出来る事を笑顔で気持ちよく、取り組んでいこうと思います。
お付き合い頂きましてありがとうございます。
感謝致します。
今日も素敵な一日をお過ごしください。
おひいさま(ヘタレ)
※次の更新は3月1日を予定しています。
その時に大学校の合否の結果をお知らせしたいと思います。