企業様向け卓上カレンダーがリピート性の高い季節商材である特性を考えると、物理的な要素での差別化は限界が近づいていると感じています。
ましてや、市場が成熟している現在、顧客ニーズは概ね満たされ、品質や価格も市場全般的に標準化されつつある状況で、弊社が商品やサービスの差別化を図ろうとしても困難である可能性が高いことは間違いありません。

そのため、その観点で商品・サービスラインナップを構築しても、お客様からすると弊社は雑多に紛れてしまうと考えられます。

もちろん、市場にはまだ物理的に未開拓の領域がある可能性はあり、そこを突き詰めていくことも可能ですが、恐らくその領域はそれほど残されてはいないと思われます。

一方、逆の視点ではまだまだ可能性が残されています。
それは今後、弊社がさらなる成果を求めるのであれば、お客様に弊社を差別化してもらうことです。
それを実現するために、何をすべきかはお客様それぞれにミートするポイントにより異なりますが、そのミートポイントのバリエーションが多いほど、チャンスは多く訪れるのではないかと考えています。

弊社はこの10年ほどの間、お客様からの差別化ポイントを創り出すことに力を入れてきました。
その成果は着実に実績につながっています。

そして今年も、新たなミートポイントにチャレンジしようと取り組んでいます。