近年、企業様向け卓上カレンダー販売において弊社が力を入れていることは「お客様の共感を育てる」ことです。

 

市場が成熟し、物理的なニーズが概ね満たされた現在、お客様の評価を得られる領域は変化してきています。

従来は評価項目として順位が高かった商品品質や価格は、市場全般的に標準化されつつあるため、それが伴っていて当たり前の状況になっています。

 

またモノへの評価は、お客様全般的にある程度の共通認識が存在しているため評価の傾向にバラツキが少なかったのですが、モノ以外の評価はお客様の価値観によってかなりの相違があり、画一的に対応することは非常に難しいと考えられます。

 

そのため、企業様向け卓上カレンダー市場では以前よりも価値を生むことが難しくなり、今まで以上にお客様の本意を汲む必要性が生じています。

 

そこで弊社が考えたのは、モノ以外の要素でお客様の高評価を得ることです。

恐らく、これ以上の商品と価格の差別化は難しいと考えられます。

だからと言って商品が売れなくなる訳ではありませんが、今まで以上の成果を目指すためには、お客様が真に求めるものを提供しなければなりません。

 

そして、世の中の価値観や考え方が変わる中で、弊社がお客様の価値観や考え方を理解して、それらを起点として派生する商品・サービスを提供することで、お客様の共感を得られるのではないかと弊社は考えました。

 

この5年間ほど、その課題に取り組んできた結果、弊社に対するお客様の高評価を得られていることを実感しています。

その結果を踏まえて、これからは共感のバリエーションを増やすことに取り組んでいきます。