ここ数年で、企業様向け卓上カレンダー市場全体の商品数がかなり増加しました。

毎年趣向を凝らした商品が各メーカー様より新発売されており、百花繚乱の様相を呈しています。

 

卓上カレンダー市場が盛り上がることは小社としても有難いことであり、その流れにあやかりたいと願っています。

 

一方、商品数が増えると避けて通れないのが同質化。

作る側が意図しなくても、お客様側から見ると似たような商品が多くなりがちです。

弊社でも自社を踏まえて、商品間の差別化に気を配っています。

 

そこで重要な要素の一つが「商品名」です。

商品選定の初期段階でお客様の目に触れる情報である「商品名」は、キャッチーかつ簡潔に商品自体を表現していなければなりません。

この時点でお客様にミートしていなければ、選ばることはほぼありません。

 

つまり目を引く商品名かどうかが、お客様に選ばれるための第一関門と言えます。

 

例えば、今年の既製品に名入れの新商品である「7つ道具」は、その言葉のインパクトも狙ったネーミングにしました。

特に今回はビジネスに特化したデザイン内容に仕上げましたので、「ビジネス」のイメージに近い「道具」という言葉を商品名に入れたこともポイントの一つです。

また、道具に近いニュアンスの言葉で「ツール」がありますが、こちらは「道具」に比べると言葉の響きが軽いことと、カレンダーの説明などでよく使われる言葉なので今回は採用しませんでした。

 

これ以外にも「7つ道具」の商品名を考えたときにはいくつかのポイントがあったのですが、お客様の印象に最大限残る様に工夫をしたつもりです。

 

ただ「7つ道具」は今年の新商品のため、ネーミング効果の結果が出るのは未だ少し先です。

 

今までの経験からすると、弊社の場合はネーミングの良し悪しで販売に影響を及ぼします。

もちろん、商品仕様やデザインの完成度がベースになってのことですが、その上でネーミングは非常に重要な要素なのです。