弊社の卓上カレンダーの商品企画において、よく用いる手法があります。

 

それは「ギャップがあるものを組み合わせること」です。

 

卓上カレンダーから発想を広げようとしても、どうしても無難な範囲に納まりがちです。

それは、卓上カレンダーの形状が印象に強く残っているため、そこから飛躍させることが難しいからです。

また、すでにカタチになっているものの形状はある程度洗練されているため、それを変えてまで新たなモノを作っての失敗は、リスクを伴うと考えられているからです。

 

その壁を超えていくための手法が「ギャップがあるものの組み合わせ」です。

 

卓上カレンダーと、卓上カレンダーとのギャップがあるモノを組み合わせてみること。ただし、単純に組み合わせてみても上手くいきませんし、組み合わせてもかみ合うモノはそれほど多くありません。

 

また、かみ合ったとしても、それを上手く繋ぎ合わせて、意味を成すものにならなければ、商品として提供することはできません。

 

弊社の商品企画は、毎年その試行錯誤の繰り返しです。


実際には、既に広く普及しており一般に認知されているされているため、既存の形状から短期間で大きく変えることはできません。

 

しかし、現状にとどまっていては、次への可能性を見つけることはできません。

より多くのお客様からの支持を得るためには、製品ライフサイクルが長い卓上カレンダーだからこそ、チャレンジしていかなくてはならないのです。