弊社がカレンダーの企画で最も大切にしていることが「プラス・オン」です。
一つの商品・サービスに対して、過多にならずに、どれだけの価値・機能などを上乗せ(追加)できるかを常に模索しています。

そのプラス・オンですが、ただ闇雲に価値・機能などを上乗せしただけでは、コンセプトが複雑になってしまったり、フォーカスしたい部分がぼやけてしまったり、分かりにくさだけが突出してしまう可能性があります。
それではお客様からの支持や共感を得ることなどできません。

お客様に過多と感じられないようにするために、または余分と考えられないために、弊社ではプラス・オンの作用時に「広げて→まとめて→削って・・・」ということを意識しています。

確かに上乗せする過程では情報は一旦膨らみますが、それをそのままカタチ作らず、それらの表現やデザインなどをコンパクトにして入れ込み、その過程で必要なくなったものを削って、またそこに対して上乗せしていく作業をしています。

これは新製品に対してだけではなく、従来の製品に対しても同様です。
もちろん、従来の製品は既に形状が決まっていますが、作り切りということではなく、また変更するとしても仕様変更だけということではなく、意味や意義を変えたり、見方を(見られ方)を変えたりするなどして、プラス・オンの可能性を考えています。

もちろんプラス・オンは、弊社の独断で行ってはいません。
お客様の感情や世の中の時流に併せられるように努力しています。

そして、これからも、もっともっと、お客様に支持して頂けるようなカレンダー作りを続けていきます。