主に私が担当している「オリジナルカレンダー」で、今シーズン特に感じることがあります。それは、オリジナルカレンダーを受注するには「3つ以上の要素」が必要だと言うことです。

オリジナルカレンダーの代表的な要素としては、商品に付随する「商品タイプ(リング式かケース式か)」「サイズ」「デザイン」「印刷仕様」などがあります。
また、作業的な要素では「納期」「分納」などもあります。

これらの要素は主に商品に付随するものですが、上記の「3つ以上の要素」には、それ以外のものも含まれています。

例えば、お客様の「事情」。
ご担当者様の「感情」。
ご連絡の「タイミング」。
そのほか「スピード感」「リズム」「事前期待」「信頼」など。

これら以外にも様々な要素がありますが、それらを3つ以上満たすことができないと、弊社へご注文頂ける確率が格段に低くなると感じています。

もちろん、その要素の組み合わせはお客様によって様々ですので、一概にどのようそを準備しておけば良いかというセオリーはありません。

ただ、確実に一つ言えることは、従来は概ね「商品に付随する2つの要素」の組み合わせで対応可能だったのが、お客様の求めるものが大きく変化してきたと言うことです。

この変化は実は大きいのです。
ここの解釈を間違えると、お客様との想いのギャップを生むことになります。
つまり、弊社は選ばれなくなるということにつながります。

オリジナルカレンダーの受注は「3つ以上の要素」をいかに組み合わせて、お客様にご提示できるかがカギとなっています。