今年の卓上カレンダーのニーズは、リング式・B6サイズなどが中心になると思われます。
また、それらに関してのいくつかのトレンドも引き続きポイントになってくるはずです。

一方、弊社としてはお客様のニーズを汲むことを前提の対応が必要になりますが、ニーズやトレンドをストレートに狙い過ぎないように心掛けています。

なぜなら、それらはとっかかりやすいのですが、弊社が得意とするところではないため、その流れに乗ると業務の全体的なバランスが崩れてしまうからです。
もちろん、全てがダメということではなく臨機応変に対応はしますが、前のめりに行かないように気をつけています。

実はもう一つ大きな理由があるのですが、それは応用が利かなくなることです。
弊社の場合、実際に寄せられるお問い合わせの多くは、当初の内容から変わる場合がほとんどです。
その際にニーズやトレンドに意識を置き過ぎると、本来お客様の真意を汲み取ることができずに、結果的にご希望以上の内容に仕上げることができなくなるからです。

そこで弊社では多くの場合、最初から決め打ちせずに、ラインナップにある程度の幅を持たせるようにしてあります。
それらを起点にお客様との打ち合わせを進めて、必要に応じてすり合わせを行い、その過程で方向修正が必要であれば施し、最終的にご納得いただけるように詰めていきます。

今年も不確実な要素が盛りだくさんです。
実ある成果にたどり着くためにも、ストレートに狙い過ぎないようにする工夫を日々考えています。