カレンダー業務に携わるにつけ、特に最近思う事があります。
それは「こよみ」に関わる事が、ひいては日本の魅力作りに貢献できるのではないかと言う事です。

これから増々、国同士のボーダレスが進みます。
2020年には東京オリンピックの開催も予定されています。
一方、国内では日本古来の風習と新たな風習とが、イベントや催しとして改めて見直され始めています。

もう既にそうなりつつありますが、今までは日本の中で自分の在り方を問われていましたが、これからは世界の中で自分の在り方を問われてきます。そして、日本に住んでいる以上は、個人の在り方を問われると同時に「日本」の在り方を問われます。

日本の魅力を世界に発信する試みが至る所で行われていますが、その試みのベースとして、私たちは「こよみ」を伝え続ける事が社会貢献なのではないかと思います。

ただし、「こよみ」と言っても歴史に刻まれてきたものは残しつつ、現代に合ったものを活かしていくようにしていきたいと思います。
その想いを胸に「こよみ」に携わりたいと思います。