私の中でカレンダー業務を言い換えると「『情報『感情を分かち合う事」です。
このことは、
お客様、社内スタッフ、関係者の誰に対しても同じです。

情報とは、商品や業務にまつわる「言葉」です。
商品仕様、特長、納期、価格、スケジュールなど、あらゆる事柄です。
それらは商品取引の際のベースとなるものであり必要不可欠です。

情報とは本来、言葉の通り「情」に「報いる」ことであり、双方向な流れのものです。
一方、今のビジネスではワンウェイになりがちであり、それが一人歩きをしてしまうと、何も生み出せません。


そこで必要なのが「感情」です。
感情とは言葉にならない意識ですが、それがカバーする領域は情報よりも大きいと思います。
ビジネスの取引では、モノやカネも大切ですが、人と人とのやりとりであることを基本として考えれば、感情を外すことは大変危険です。

しかし実際には、情報と感情とは、ビジネスでは相反する事柄と捉えられがちです。
また、それをセットにすることは、単に二つを結びつければよいと言う事ではなく、手間のかかることです。

情報と感情。
これらがセットにならなければ、相手には何も伝わりません。
そのやり取りがなければコミュニケーションとしても成立しません。
そしてそれを「分かち合う事」。もしくは表現を変えると「共有する事」。

個人的には、これからのビジネスの処方箋だと考えています。