「和風の卓上カレンダー」は、あまりウケが良くないと言う声を良く聞きます。

和風の卓上カレンダーと言えば、和柄のモノや日本の風景写真が掲載されているものが一般的です。
その中の何に対してウケが良くないかと言うのは様々な理由がありますが、だからと言って和風が通用しないと決めつけるのは、結論が少し早い様な気がします。

果たして本当に「和風」が通用しないのでしょうか。
個人的には、表現の仕方を工夫すれば、クリア出来るのではないかと考えています。

ただし、先程書いた「いわゆる“和”」は、受け入れられ難くなっていると思います。
特に、生活環境の変化が大きな要因の一つですが、使うシーンに「和」が合い難くなっているのは事実です。

一方で、世の中では「和」テイストは、まだまだ私たちを魅了して止みません。

どうも、そのニーズと今までのカレンダーデザインがマッチしていないような気がします。

これに対しては、私たち作り手の意識を変える必要があります。
使う方が求める「和」とは何か?まずは、そこが出発点です。

確かに簡単な挑戦ではない思いますが、「和」はこれからの日本の方向性に対しては、必ず求められる要素だと思います。

「和」の可能性を求めて。
ここしばらくの私のテーマです。