今に始まった事ではありませんが、しかし今まで以上に価値観が多様化していると感じます。これからの個人の在り方は、どの価値観を目指すかによって大きく変わると思います。

一方、逆説的ですが、私たちが創り出すモノ・コト自体は、恐らく収束または淘汰されていくと思われます。
もちろん、全てが無くなる訳ではなく、ジャンルやブランド・思想を確立できたものについては残っていくと思われますが、むしろそれ以外は、作り手の意思ではなく、使い手の意思によって選別されていく可能性が高いと思います。

それはカレンダーでも同様です。
5/28のブログ「オリジナルカレンダーの未来」でもふれましたが、私は近い将来に「オリジナルカレンダー」と「名入れカレンダー」の境界がなくなるのではないかと考えています。

私たち作り手の選択ではなく、使い手の選択によって。

しかし、その流れに手放しで乗ってしまうと、淘汰の波に呑み込まれます。
私たちは「私たちの価値観」を手放してはいけないのです。