日本では馴染みが薄いのですが、ヨーロッパの諸国のカレンダーには、複数の言語が表記されているものをよく見かけます。
歴史的に、国の間で人の往来が盛んで、民族が入り交じっている地域なので、一つの国でも複数の言語が使われている場合が多いためです。

代表的なのが、英語・ドイツ語・フランス語・イタリア語・スペイン語などで、複数表記される場合は、4~5国語になる場合が一般的のようです。

そしてそのような要素が入り交じると、何も飾らなくてもそれの文字(言葉)だけでデザインとなるから不思議です。

一方、現在はヨーロッパで多く見られますが、今後、グローバル化が進み多くの人々が様々な国を行き交い暮らす様になると、マルチリンガル(多言語)なカレンダーが世界標準になる日が来るかもしれませんね。