いやはや、世の中にはあるんですよね。
私たちが常識的に使っている様式と違うものって。
それがカレンダーにもあるんです。

私たちが普段使っているのは、日付がヨコに並んでいるカレンダーです。
曜日が左から右に進んでいくので、当然左→右に読むスタイルです。

まあ、このようなことも普通だと思っているので、恐らく一般的なカレンダーのレイアウトを説明することは、生まれて初めてです。

さてさて、ここからが本題。
何と、世界にはタテ書き(数字がタテに並んだもの)カレンダーが存在するんです。
タテに数字が並ぶというのは、何だか想像できませんよね。

しかも、日本ではタテ書きの場合、通常、右から左にかけて綴られた列毎に読んでいきますが、何と、そのタテ書きカレンダーは左から右にかけて列が作られています。
そう、タテ書きなのに左から読むんです。

何とも日本の感覚からすると不思議でして、そのカレンダーを見たときは一瞬戸惑いました。しばらく眺めていると「あー、こんなのもありだな」と思えるのですが、最初は驚きと新鮮さが押し寄せてきます。

現物が手元にないため、、そのカレンダーを掲載している方のページにリンクさせていただきます。
http://www.pelican-travel.net/blog/bangladesh/2008/12/05/カレンダー/
http://d.hatena.ne.jp/balitravel/20111026/1319620568

調べてみるとタテ書きカレンダーは、イスラム圏とバリ島で作られているようです。
それらの地域の全てのカレンダーがタテ書きと言う訳ではありませんが、ヨコ書き全盛期の時代にあって、そのスタイルは貴重です。

ちなみに、上記を含め、私が今までに見たタテ書きカレンダーは全て「グレゴリオ暦」ではありません。
知る限りでは「イスラム暦」と「バリ暦」だと思われますが、何せ広い世界。
まだ見ぬタテ書きカレンダーがあるやもしれません。

タテ書きカレンダーにはロマンがある!(笑)