我が家から歩いて1~2分の所にキウイ畑がありました。キウイはつる性の植物ですので、背丈と同じほどの高さの棚が広がっていました。
ところが今年の初めころでしょうか、畑がつぶされて更地になり、しばらく放置されていました。春になると草が繁り、棚が広がっていたキウイ畑とは異なる風景を見せていました。
5月下旬頃から工事が始まると、アッという間に宅地の区画が分かるところまで進んできました。
先日、工事現場を眺めましたら区画内の電柱工事がおこなわれていましたので、いよいよ造成工事も終盤に近いようです。
立っている案内板を見ると造成区画は14区画となっています。中央を5mの道路が通り、左右に各7軒ずつ計14軒建つようです。
少し気になり、不動産会社のWebサイトで確認してみました。すると14区画のうち7区画がすでに成約済みで、1区画が予約となっています。まだ住宅の建築には入っていませんが、もう半分が売却済みになっているのですね。(^o^)
ちなみに看板には「建築条件付土地」とあります。これは土地購入後の一定期間内に、指定施工会社と建物の建築請負契約を結ぶことを義務付けられた土地のことだそうです。
これにより土地価格が安く設定されていることが多く、また土地探しと施工会社選びを同時に進められるメリットがあり、さらに建売住宅と異なり、ある程度好みの間取りや設備を反映させることが可能になるそうです。
ところでここ20年ほど、我が家の周辺ではいくつかの畑がつぶされて戸建てやマンションが建てられています。そして、その度に緑地が減少しています。その多くが相続絡みの土地の所有移転と聞いています。
国内の総人口は2008年頃をピークに減少傾向が続き、昨年は日本人だけで約91万人が減りました。ただ外国人は増えていますので、総人口では約56万人が減少した計算になります。大雑把ですが1世帯2人とすると、56万人の人口の減少は28万戸もの住宅が必要でなくなっている計算になります。
一方、総務省によると全国の空き家数は約900万戸(空き家率13.8%)と増加傾向にあり、空き家が大きな問題となっています。こうした状況を思うとき、一般市民の手が届かなくなった超高額マンションや一戸建てが多くなった現在、問題化している空き家を活用した方策はないのかなと考えてしまいます。
空き家住宅900万戸を活用すれば、1戸2人と計算すると1800万人が住宅問題から解放されることになります。もちろん、空き家の所有権や保守など難しい問題も多いでしょうが・・・。
なお新設住宅着工戸数も、人口減少や住宅ストックを背景に一時期の半分近い80万戸前後まで減少しており、今後もさらに縮小すると予測されているそうです。
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目の前の造成地は近日中に完売となり、来春には14軒の新しい住宅が建っていることでしょう。販売価格や広さなどから入居者は育ち盛りの子どもがいる家族だと思われます。1世帯3~4人と想定すると40人~55人近くの住民が増えることになります。
地元の町民が増えることは嬉しいことです。ただ我が家の周囲でも都市化の波が押し寄せてきており、近所付き合いを避ける若い世帯が増える傾向にあるようです。ただしその一方で、防犯対策や災害時の助け合いなど、地域コミュニティの必要性を十分に理解されている若い世帯も少なくないようです。
引っ越してくる新しい人たちには、明るい気持ちで気楽に地元に溶け込んで欲しいと願っています。同時に、以前から住んでいる我々としては、変な慣習にとらわれない姿勢で温かく見守っていかねばと感じています。









