北の国の宿からこんにちは、ohha2 です。

 

本日8/9は自分の人生の中で1番長い1日となりました。というのも、バンコクからロンドンまで時差が7時間あるので、今日は31時間あったことになるんです。

 

そんな長い一日ですが、何もぐーたらしてたわけではありません。しっかり観光してきました。

 

まずは昨日約10時間座って愛着まで湧いてきたバンコク空港のイスに別れを告げ、ロンドン行きの飛行機に無事搭乗できました。その時日本時間で深夜3時で朝から寝ていなかったので、席に着いた瞬間に寝ました。なので離陸の瞬間を含め何も覚えておりません。仕方ないね。

 

そこからロンドン時間で5時を回った頃、ようやく目が覚めました。その時隣にいた男性の方が朝ご飯があるよ、CAを呼んだらもらえるよと教えてくださいました。もちろん英語で。隣とはいえずっと寝ていて完全初対面の人に寝起きの状態で話しかけられたことに動揺しつつ、なんとか受け答えをした私はなんとか朝食をゲットすることができました。

朝食は卵焼きとじゃがいも、パンとフルーツという洋風の朝食でした。美味しかったです。(小並感)

 

そして7時ごろ、ロンドンに到着。これで約29時間のフライトは終わりました。

そこから入国検査があり、イギリスでは日本人に対して信用が厚いのか、パスポートとの顔が一致すると機械が認識すれば通れる改札機に行けば良いはずなのですが、なぜか機械に弾かれ、通常の人との応対で検査されることになり、What's your purpose of your visit?などののテンプレ質問をされ、びびることなく応対していると普通に通してくれました。これで一安心。

 

ここからネットに繋ぐためヨーロッパ周遊用のsimに変更しようとするのですがなぜかうまくいかず、色々調べて1時間ほどでネット開通。やっと動けます。この時午前9時くらい。

 

とりあえず宿の場所を確認しようということで空港から地下鉄でホテルの最寄駅まで移動します。そのためにオイスターカードというイギリス版manacaを購入。これ一枚で地下鉄、バス、船全部乗れるという優れもの。カードは券売機で作れ、日本語対応だったので簡単でした。

 

そこから地下鉄に乗って約1時間でようやくホテルの最寄駅に到着しました。地下鉄ではネットが使えないので結構退屈でした。電車内で向かいに座っているニキがホットドッグを食べていたのですが、食べ終わった後、そのまま真下ににゴミをポイ捨てしていました。その時私はイギリスはそうゆう文化なのかと思ったのですが3、4駅後にそのニキがそのゴミを拾って降りていきました。私はイギリスが分からなくなりました。

 

その後、ホテルの在処を確認し、まだチェックインまで4時間あったので、近くを散策することにしました。すると目の前に大英博物館があったので行ってみることに。

大英博物館はまさかの入場無料で入れ、たくさんの展示物を見ることができます。展示数は世界最大?らしいです。運営は寄付とショップの売上で賄っているらしいです。簡単な保安検査を受けて、中に入るとクソデカマップを発見。

この時絶対に全部見切れないことを悟りました。しかしとりあえずヨーロッパが多い上から攻めていくことに。展示物は基本的に地域別、年代別に別れており、とても見やすい構成になってました。中には教科書には乗ってないけどギリギリ資料集に載ってるかなレベルのものがちらほらあり、それなりに分かって面白かったです。上が見終わって地上に戻ると明らかに人だかりがあったので、見に行くとロゼッタストーンがありました。

なんでも一つの石に3種類の言語が書かれていることが貴重らしいです。これは名前を知っていただけに少し感動しました。

他にもミイラやモアイなど知っているものを見ながら、地上階を終えたところで荷物の重さに耐えきれず肩が悲鳴を上げ始めたので下の階を断念し外へ。その時12時ごろでお腹も空いてきたので休憩できるところを探すことに。

 

歩いて10分ほどしたところに良さげな店を発見。初めての入店に緊張しながら、注文しようとするのですが、CROISSANTが読めず、無事死亡。のちに冷静になってからクロワッサンだと分かりました。大文字だと余計分かりづらいよね。しかし店員さんに恵まれ、注文が通るとすぐ来ました。

昼にしては少し少なめですが、休憩にはちょうどいい量でした。イギリスは食文化があまり発達してないという噂がありましたが、それを吹き飛ばすような美味しさがありました。支払いを無事済ませ、時間は13時15分。チェックインは14時なのでちょっと早いかなと思いつつもホテルに行くとアーリーチェックインができるとのこと。なので早々に部屋に入り、6キロの激オモ荷物をパージして身軽になった私は満を持して都心に向かいます。

 

都心へはいろんな方法で行けるのですがまだ使ったことのないバスを使うことに。イギリスでは赤い二階建てのバスがたくさん湧いており、正しい番号に乗ればちゃんと目的地につけます。そう、正しい番号に乗れば。最初その番号の概念を知らなかった私は、スマホの言う通りのバス停で来たバスに乗ったら無事逆走。慌てて次の駅で降り、番号の存在に気付いてリベンジ成功し、都心に辿り着けました。バスの料金はどこまで行っても1.46£で、のちにバスがイギリスの交通手段においてOPであることに気付きます。

 

都心に着いたらまず行くべきはビッグベンでしょう。ここはイギリスの国会議事堂であり、よく日本のニュースで見ますよね。

このゴシック建築には何か心を震わせるものがあります。しかし残念ながら今は工事中かなんかで中には入れませんでした。ぴえん。

 

このまま橋を渡り、奥まで行くと、ウェストミンスター寺院があります。これも有名。しかし間違えないでください。ウェストミンスター宮殿でもウェストミンスター大聖堂でもありません。ちなみに私は間違えました。

ここは簡単に言うと有名人の墓です。今までに活躍した偉人の骨がたくさん埋まってるってわけです。ここはガイド付きで25£で見学できました。約4000円です。ちょい高だなと思いながら中に入ると、そんな考えは一瞬で消えました。

めちゃめちゃ豪華な内装。思わず鳥肌が立ちました。マイクラで作りたくなりました。

ガイドは強制参加なのでみんなヘッドフォンをつけています。ガイドは日本語もあったのですが音声に気を取られてゆっくり鑑賞できないので私はガイドは嫌いです。

先ほども説明しましたがここは墓なので、地面にたくさんの偉人の名前が書かれた石板が埋まっています。中には踏まれすぎて文字が読めなくなってしまったものもありましたが、私が探して見つけたもので知っている人は、ニュートン、マクスウェル、ファラデー、ケルビン、ベンジャミン、シェークスピアの石板がありました。

シェークスピアだけ石像でした。そんなすごかったのかな?あんまり知らない。

 

さらに奥にはエリザベス一世の墓がありました。これだけ大きいんですからとても偉大だったのでしょう。

偉人の墓を踏み倒しながら見学するのはいかがなものかと思いながらウェストミンスター寺院を後にすると、時刻は16時半。まだ帰るには早いと思い、ロンドン塔とロンドン橋まで歩くことに。簡潔に言うとこれはミスりました。みなさんはバスや電車を使ってください。遠いです。

 

歩き始めて30分、間違いに気づき始めた頃、少しお腹が空いてきたので休憩も兼ねて夕食にすることに。近くにビアガーデン的なところがあったのでそこでホットドッグとビールを頼みました。

ビールにはたくさん種類があって全く分からなかったので人気なもの一つくださいをと言って頼んだらクソデカビール登場。よく見たら1PILEだそうです。知らねーよその単位。

 

だけども予想を裏切らない美味さでほろ酔いになっていると、隣に4人家族が座ってきたので酔った勢いで話しかけてみました。初手はwhere are you from って聞いとけば簡単な答えが返ってくるだろうと思い、聞いてみると、イギリス出身だったらしく、バリバリの地名言われてもはや呪文。私分かりません。しかしここで話を途切れさせるのは最悪なので、すかさずwhat  do you do today?と聞きました。これは子供たちの持っているものから水族館なのはわかっていたので出来レースではありました。しかしaquariumがギリギリ聞き取れた程度でした。これはアメリカ英語とイギリス英語が全然違うと言うことがよくわかる体験でした。その後も会話を数ラリーなんとか応対し、リスニング0点英会話50点で無事仲良くなることができました。

 

その後ヒイヒイ言いながらロンドン塔及びロンドン橋に到着。

ロンドン塔は30分間に合わず閉園していたので明日行くことを心に決めつつ、ロンドン橋を渡りました。

ロンドン橋は歌でもあるように、デカい船が来ると中央の橋が上がります。それは今でもやるそうで、30分ほど待っていたのですが来る気配が全くなかったので、諦めてバスでホテルに帰りました。

 

明日はロンドン塔リベンジとバッキンガム宮殿の衛兵交代式、グリニッジ天文台に行こうと思います。ありがとうございました!