「外」に出るおへそ | 一田憲子の「おへそのすきま」ブログ

「外」に出るおへそ



昨日、出張帰りに爆睡していた新幹線で、ふと目が覚めると
東京の夜空にぽっかりまんまるな月が浮かんでいました。
昨日は満月だったのですね。

そして、家に帰ると届いていたのが、このお月さまみたいな文旦。
高知のロボ農園さんから取り寄せた無農薬のものです。
これで、私が一番好きな文旦のジャムを作ります。

凍るように寒い空気の朝ですが、
大寒も過ぎ、コブシのつぼみが膨らんで少しずつ春の足音が遠くに聞こえてきました。
みなさま、いかがおすごしでしょうか?

さて。
最近、知り合いに教えてもらって読んでいるのが、
経営コンサルタントの小宮一慶さんの「ビジネスマンのための数字力養成講座」という1冊。





こういうジャンルはめったに読まないので、
ビジネスの世界では当たり前のことなのでしょうけれど、
ひとつひとつが、なんだか新鮮で面白い。

この本ではないのですが、
別の本で小宮さんが書かれていたのが、
失敗する経営者に共通している特徴は、
「明るく、元気でおおざっぱ」
なのだとか。

がが~ん!!
これって私のことじゃん!
私は経営者ではないけれど、
あまりに自分にぴったりで笑っちゃいました。

そして、この本は「数字力」の鍛え方が書いてあります。
私のもっとも苦手な分野。

あそこの駅まで何キロぐらい?
あの洋服はいくらだった?
何分ぐらい煮込めばいい?

と聞かれても、「数字」で答えられない。
いつも「なんとなく」という体の感覚でしか把握していないのです。

それを、きちんと「数字」で考える「習慣」をつけましょう、ということ。
数値化すると、漠然とした世界が「具体化」し、
数字と数字を比較することができ、
数字と数字を関連づけて、考え、発想を広げることができる……。

なるほど~!と新しい世界をあける「鍵」を教えてもらったようで、
面白かったな~。

こんな風に、「いつも」と違う世界に触れると
同じ1日に、違う角度から光が当たったようで、
大発見したような気分になります。
新たな扉が開いて、周りがキラキラ輝き始めるような感じ!!(大げさ??)


今週末、1月30日
いよいよ「暮らしのおへそ vol21」が発売になります。



今回の「おへそ」では、
私にとっての「数字」のように、
「いつも」から一歩「外」へ出るための「おへそ」も紹介しています。
それがほんとに面白い!!


今週の土曜日です!
みなさま、ぜひぜひ新しい「おへそ」を読んでみてくださいね~!