釈尊の教えを知るための仏教講座
デジタルクリエイター
「天美 春介」さんの講話より
意識より更に深い部分に蓄積された、
その蓄積によって、
外部からの外部からの情報
(刺激・体験・見聞きしたこと等)への
捉え方や反応などに差が生まれます。
反対に
外部からの情報が共通していれば、
同じような捉え方や反応などが生まれます。
なので、
もとは他人の夫婦でも長年連れ添い
時間や空間を共有して来て、
阿吽の呼吸で通じ合うことがあったりするのはそのためです。
このように反応のタイプは固定的なものではなく、
時間はかかっても変化するのもと言えるのです。
これはいわゆる反応の科学です。
このことから、一見分かり合えないと思っても、
「共通の情報」「共通の体験」などを順に共有して行くことで、
分かり合える部分や
通じ合う部分の領域が広がって行きます。
そう!
例えば、自分の今の思考に至った筋道を整理してみてください。
そして同じ情報を相手にたどって貰うのです。
すると頑なだった相手がガラッと変わることがあります。
共に心の構造を理解して反応の科学を活かして行きましょう。
『チャットGPT(Chat GPT/チャットジーピーティー)』
などに代表されるAI。
AI研究の父と言われるマサチューセッツ工科大学の
マービンスキー教授は、
AI研究において人間の心を解明するのに、
仏典が比類なきテキストになると語っています。
仏典では、人間の心を8つに分類します。
⑴感覚器系の5つの心:「前五識」
⑵それを統合する「意識」
⑶意識から更に深くに「末那識」
その次に「阿頼耶識」があると説かれます。
8つの心の根底に位置する「阿頼耶識」。
その「阿頼耶識」に私たちそれぞれの行為が
業力(ごうりき)となって蓄積されると説かれています。
そして蓄積された業(行為)の違いによって、
業界(ごうかい:見える世界)に違いが生まれるのです。
特に、夫婦は共通の業「共業」(ぐうごう)を持っていると
言われます。
長年連れ添った夫婦は共通した業を持つがゆえに、
↓
物事に対して同じような捉え方をし
↓
よって同じような反応や行動をして
↓
そろって同じ結果を受けてしまうことがあるのです。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今日も命を授けていただきありがとう (^-^)
二度とない人生
だから 今日が大事、今日が大切
今日もいい日でありますように 【合掌】
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