釈尊の教えを知るための仏教講座
デジタルクリエイター
「天美 春介」さんの講話より
⑴最悪を想定して最善を尽くし進む
ブッダがさとりを求めるキッカケは
四門出遊のエピソードが有名です。
ブッダは何も不自由がない一国の太子でした。
しかし、
「生老病死」の自然の摂理を直視し
その対処を「さとり」(永続する幸せのための真理)
を体得することに求めました。
「老病死」は避けることができない私たちの最大の問題です。
まさに最悪を想定して
最善を尽くし進んだと言えるでしょう。
⑵自分の思いとは関係ない
『揺るぎない法則』から自分を観る。
・自分から見た自己は欲目、
また人によっては
「マイナスに見てしまう思考の癖」などにより
自分をを正しくとらえたものとは言えません。
・一方、他人から見た自分と言うものは
自分の目線から離れると言う意味で参考になるかもしれません。
しかし他人目線は
他人の都合が入るのでこれもまた認知の歪みを伴います
・ではどうすれば良いか?
「自分と言うものを知る法理」に依れば良いのです。
マサチューセッツ工科大学教授で
「人工知能の父」と呼ばれるマービン・ミンスキー氏は、
人工知能の心の研究において
仏典が比類なきテキストとなると述べています。
ロシアの文豪トルストイも
人間の本当の姿を表したものだと仏典の例えを絶賛しています。
アインシュタインは科学と両立し
科学の不備を補うものは
仏教であると著書で言い遺しています。
20世紀最大の哲学者の一人ハイデガーは
晩年にある仏教書を英訳で知り、
もっと早く知っていれば
その研究と普及に生涯をかけたかったと述べています。
自分を正しく映し出す「法理」は
仏典が説き明かす『自己』であると考えています。
⑶ たとえ今のあなたのままでも
縁が変われば輝く自分があることを知る
科学がそうであるように
仏教は因果の法則を根幹としています。
さらに特筆すべきは
「因果」の法則は詳しくは『因縁果』の法則です。
つまり『縁』と言う概念を併せ持ちます。
同じ原因であっても
縁よって結果が大きく異なってくることがあります。
(因果の法則と言う場合は
因と縁をまとめて「因」と言っているのです。)
善い縁で自分が
素晴らしく大化けすることがあります。
そのような縁を見つけていきましょう!
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
今日も命を授けていただきありがとう (^-^)
二度とない人生
だから 今日が大事、今日が大切
今日もいい日でありますように 【合掌】
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