江戸城を歩く。その6「本丸」 | 安 明高 の 生 活

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【南無大師遍照金剛】 * 7

今日も兵庫県の

「坂の上のサインボード」さんの

素晴らしい記事をリブログします

2023年の大河ドラマ「どうする家康」では

誰もが知る

徳川家康の生涯が描かれますので

「坂の上」さんの

江戸城を歩くその 6をリブログしますね。

 

中雀門を入ると、本丸跡です。

現在は芝生広場になっていますが

かつてはここに本丸御殿がありました。

御殿など建物は

長い江戸時代のなかで何度も焼失しては再建されてきましたが

文久3年(1863年)の火災で焼失し

その後は再建されませんでした。

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御殿は南から表・奥・大奥の三区域から成り

江戸時代初期にはその奥に天守がありました。

その広さは約3 万4540 坪に及んだそうです。

表は政務を行うために政庁で、多くの役人が詰めていました。

奥は将軍の生活の場

今で言うところを首相官邸のような場所でした。

そして、大奥は御台所を中心とした奥女中生活の場

全盛期には400人ほどの奥女中が居住していたといいます。

あの春日の局天障院篤姫が暮らした場所ですね。

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表と奥には明確な境界はなかったそうですが

奥と大奥は厳重に区画され

御鈴の廊下だけで繋つながっていました。

時代劇で将軍様が大奥に渡るときに通る、あの廊下です。

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本丸最南端にある富士見櫓です。

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かつて江戸城には多くの櫓がありましたが

現在残っているのは

西の丸の伏見櫓、三の丸の巽櫓

そしてここ本丸の富士見櫓の3つだけです。

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富士見櫓は明暦の大火(1657年)で

天守とともに焼失しましたが、その後、再建。

天守が再建されなかったため

富士見櫓が天守の代用として使用されたと伝わります。

江戸時代

将軍がここから富士山品川の海を眺めたと伝えられます。

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富士見櫓はどこから見ても同じ形にみえるために

俗に八方正面の櫓とも呼ばれているそうです。

もっとも、現在は柵で囲われていて

1角度からしか見られませんが。

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富士見櫓から北に向かってしばらく歩くと

「松の大廊下跡」と刻まれた石碑と説明板があります。

あの忠臣蔵でお馴染みの松の廊下ですね。

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時は元禄14年3月14日(1701年4月21日)

ここ江戸城松の廊下において

播州赤穂藩主の浅野内匠頭長矩

高家旗本の吉良上野介義央に斬りつけるという

刃傷沙汰がありました。

浅野内匠頭は即日切腹のうえ、お家はお取り潰し。

かたや吉良上野介はお咎めなし。

これが

翌年の赤穂浪士討ち入りにつながっていくんですね。

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この刃傷沙汰の経緯については

講談などで語られてきた悪玉=吉良のエピソードとは

実際にはずいぶん違っていたようです。

その話をしだすと長くなるので、いずれまた、別の機会に。

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松の大廊下跡から少し北上すると

本丸西側に面した富士見多聞があります。

江戸城には多くの多聞がありましたが

現存するのは、西の丸の伏見櫓の左右にある多聞と

ここ本丸の富士見多聞だけです。

富士見多聞は

江戸城の多くの建物が焼失した明暦の大火(1657年)の

あとに建てられたと考えられています。

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富士見多聞のなかは見学できます。

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窓です。

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富士見多聞のすぐ近くにある石室です。

説明板によると

石室の用途は諸説あるそうですが

かつてこのあたりは大奥があった場所だそうで

奥用の調度などの避難場所と考えられているそうです。

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本丸広場の桜並木

ここを訪れたのは4月7日で、まだ桜が残っていました。

曇っていたので、写真ではあまり綺麗には見えませんが。

その向こうに見える石垣が、天守台です。

 

では、その天守台に向かいます。

 

*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆

 

今日も命を授けていただきありがとう (^-^)

二度とない人生

だから 今日が大事、今日が大切 

明日もいい日でありますように 【合掌】

 

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