2023.11.24(金)


地元の仲間たちと秋旅を楽しんできました。

①からの続きです。


竹田城、出石そばを楽しんだ後、本日の宿となる城崎温泉にやって来ました。

城崎温泉といえば、この風景。
川沿いに柳、古い町並みが並ぶ温泉街。
えぇ雰囲気ですねぇ〜♪
(≧∇≦)b

七つある外湯も楽しみです。
城崎温泉の外湯は、1つあたり800円と有料ですが、宿泊すると翌日のチェックアウトまで無料で利用できる外湯巡りパスがもらえます。
以前は日帰り客向けのパスもあったようですが、ネット検索しても見つからなく、無くなったみたいです。

チェックイン開始の15:00より前に到着してしまったが、宿のご主人にお出迎えいただき、チェックインさせてもらいました。
外湯巡りチケットとマップをもらい、一通りの説明をしていただいてから、部屋で浴衣、羽織に着替え、下駄を履いて、さっそく外湯巡り開始します。

目指せ、全七湯制覇〜♪
\(^o^)/

15:07
最初の外湯は、城崎温泉駅横の「さとの湯」。
とても立派な建物でした。
外湯といえば、野沢温泉のような、簡易な脱衣場と小さな湯船の小ぢんまりした建物を想像してましたが、さすが有料施設ですね。
洗い場があり、シャンプー、ボディーソープ、シャワーまで完備、大きな内湯のほか、屋上に露天風呂もあり、スーパー銭湯なみの立派な温泉施設でした。
ここだけ他より100円高い、入場料900円。
高いだけの価値がありましたね。
(≧∇≦)b

「さとの湯」を出た後、駅前通りのスーパーでご当地ビールを購入し、無料休憩所で乾杯♪
内容量300mlで500円。
地ビールは、高いねぇ~。
まあ、旅先だからイイッかぁ〜♪🍺
\(^o^)/

ちなみに城崎温泉のご当地ビールは4種類。
  • 空のビール(ピルスナー)
  • 黒のビール(スタウト)
  • 川のビール(ヴァイツェン)
  • 雪のビール(カニビール)
ここではカニビールを飲みました。
蟹🦀の風味は一切感じなかったけどね。
(^_^;)

16:41
二湯目は温泉街の最北端にある「鴻の湯」。
宿より一番遠い外湯から巡っていく作戦です。
でも、小さな温泉街とはいえ、ここまでかなり歩きました。
途中、宿に戻って下駄から靴にチェンジしておいたけど、靴でないと、ここまで歩けなかったわ。滝汗

一つ一つの外湯に丁寧に浸かっていると湯当たりしてしまうので、ザブンと浸かって、サッと出てきます。
それでもぽっかぽか〜♪爆笑

「鴻の湯」近くに温泉卵を作れる所がありました。店内で卵を購入して、こちらの格子枠に吊るしておくと、11分程度で温泉卵、14分で半熟、20分以上でゆで卵になるそうです。
卵の持ち込みお断りの営業施設。
そりゃそうだよね〜。てへぺろ
湯上がりで、こんな寒い場所で待ってられないので、スルーさせていただきました。

17:06
三湯目は、「まんだら湯」。
メイン通りから外れた奥にあるので、この先に外湯が本当にあるのか不安になりながら歩いていくと、宿みたいな立派な構えに見過ごしそうになりました。

17:27
再びメイン通りに戻ります。
四湯目は「御所の湯」。
行きに通り過ぎた時は、激混みで外の通りまで長蛇の列が出来てましたが、空いていたので、今がチャンスと思い、突入しました

これで七湯のうち、半分以上を攻略。
残りはあと3つ。爆笑

18:00
今日の宿は素泊りなので、地ビールレストランに立ち寄ります。

ほかにも居酒屋ありましたが、どこも満席か、蟹コースがメインの高価なお店。ガーン
城崎は、温泉と蟹の町といわれてますが、蟹のために◯万円もかけたくない。

こちらのお店も、しばらくすると満席。
滑り込みセ〜フでしたよ♪爆笑

それでは乾杯〜♪🍺
地ビールレストランなので、もちろん城崎温泉のご当地ビールです。
(これ以外のビールはなかった)

地ビールの中ジョッキは、850円。
量換算すると、スーパーで買った地ビールと変わらない良心価格でした♪
地ビールは、高いけどね…。てへぺろ

料理も美味しゅうございました。
野菜スティックがとても瑞々しく美味しい♪
燻製ナッツは絶品♪
燻製ベーコンも美味いねぇ♪
しかも良心価格♪
(≧∇≦)b

19:00
食事の後は、外湯巡りを再開。
五湯目は「一の湯」。
「天下一」の「一」だそうです。
外湯七湯の中の一番ではなく、天下一番。
って、誰かが紹介して、城崎温泉が全国的に有名になったことから改名したとのこと。
へぇ~びっくり

(画像はHPより拝借)
六湯目は「柳湯」。
なぜか、写真を撮りそこねた。💦
ここは15:00からの営業なので、チェックアウトする明日の午前中には、入ることができないので、今日のうちに入っておきたかった。

残り1つの「地蔵湯」は、本日お休みなので、明日の朝にでも入ることにしましょう♪

夜の温泉街もライトアップされていて、とても風情があって良い♪
茹だった体を冷ましながら、浴衣に羽織、下駄をカランコロンさせて歩くのが似合う町。
靴👞に履き替えてるけどね…。てへぺろ
 

  部屋に戻ったらカメムシが…ガーン

宿に戻って、持ち込んだお酒とおつまみで宴会の続きをすることにした。
部屋に入ると、チェックインの時に宿の主人が注意事項として説明していたカメムシが数匹、部屋の電灯に紛れ込んでいた。
刺激を与えなければ悪さはしないだろうと、放っておいたら、ボタッと落ちてきた。
ぎゃあ〜ゲロー

思わず仰け反って、自分の布団の方へ逃げ込んだら、目の前の枕にもでっかいカメムシが…。
ぎゃあ〜ゲローゲロー

あまりにもびっくりして、思いっきり仰け反ったからか、急に下腹辺りが痛くなった。
お腹の奥の方の筋肉が攣ったような痛み。
びっくりした拍子に攣ったのか?
イテテテテ!!ゲローゲローゲロー

なかなか痛みが収まらないゾ。滝汗
何だこの痛みは〜ッ!ゲロー
今まで味わったことがないッ!ゲロー
クゥ~!イタタタタッ!ゲロー
七転八倒とは、このことだ。

しばらく苦しんでいたら、
「救急車呼んだよ。」って…。

えっ?救急車呼んだの?滝汗

急に冷静になった…。
「尋常じゃない痛がりようだったから…」
そうだよね。めっちゃ痛いもん。滝汗
でも、救急車なんて…。

遠くから救急車のサイレンが近づいてきた。
あっ、ホンマや…。滝汗
救急車が旅館の下で止まった。

ちょっと待って。
トイレ行ってくるわ。

痛みを堪えながら、トイレで用を足し、財布とスマホが入ったポーチを腰に巻き、自分で階段を下りていった。

少しだけ痛みは収まってきた気がする…。
子どもが病院に連れてかれると知った時に、「もう治った」と虚言をはく心境は、こんな感じなのか、と自分の中で妄想してた…。滝汗

入口には、救急隊員の方々が担架を持ち込んで、私を待っていた。

「大丈夫ですか?」
「少し収まってきたけど、まだ痛いです。」
「では担架に乗ってください。」

もう少し待てば、痛みが収まりそうな感じではあったが、今まで味わったことのない痛みだったので、原因不明のままでは怖いと思い、救急車に乗ることにした。

  救急車の中で…

救急車の中に運ばれ、同行者として、仲間の一人が浴衣のまま乗り込んだ。
ピーポーピーポーとサイレンを鳴らし、救急車が走り出した。

あれっ?痛みが消えていく…
走り出してすぐに、痛みがどんどん引いていくのを実感した…。滝汗
体に体温計、心電図をつけられ、救急隊員が患者(わたし)の状況を確認していく。
「バイタルOK〜」
そりゃ、そうでしょ。
もう痛くないもん…。滝汗
救急隊員に、
「痛みがだいぶ収まってきた。カメムシにびっくりし過ぎて、お腹の奥の方の筋肉が攣っただけかもしれない…」
と恥ずかしながら伝えたら、
「それは良かった」
と救急隊員は呆れることなく、優しくこたえてくれた。ニコニコ

「最初の痛みを10だとしたら、今はどれくらい?」と聞かれたので、
「…。5…以下かな。」と答えた。
本当は、痛みはほぼ収まっていたが、申し訳なかったので、ちょっと盛った。
(^_^;)
少し経ってから、また聞かれたので、
「3以下になった。」と、さらに下方修正。
それでも盛ってるけどね…。
(^_^;)

救急車の中で、一通りやり取りが終わり、少し時間が空いたので、腰のポーチからスマホを取り出し、LINEでかみさんに連絡した。


救急車の中から本人が運ばれてると伝えても、なかなか伝わらず…。
そりゃ、そうだよね。
(^_^;)

病院に到着すると、CT、腹部エコー、レントゲン撮影と、一通りの検査を受けた。
検査が終わり、待ち合い室に行くと、一人だと思ってた同行者が二人座っていた。一人は助手席に乗っていたそうだ。
旅先でこんなことに巻き込んでしまい、申し訳ないと思った。それにしても救急車に乗れる同行者は一人までだと思ってたけど、二人乗れることを知った。

もうほとんど痛みがなくなり、自分としては、腹部筋肉の痙攣だと確信していた。

しばらく待ってから、医師より
「尿路結石でした。」
と説明を受けた。

えっ?尿路結石なの?
意外過ぎる原因に戸惑った…。滝汗
きっかけがカメムシなのに。
筋肉の痙攣みたいな痛みだったのに。
そうなの〜?滝汗滝汗滝汗

CT写真には、痛かった場所辺りに白い小さな結石がくっきりと写ってました。

「まだ尿管の狭い所が2箇所あるから、そこを通る時にまた痛くなると思います。」

まだ2回痛くなるのね…。

診療代は救急費用も追加されて17,000円。
病院から宿までのタクシーが6,600円。
エラい出費となったが、原因がわかっただけ良かった。

宿に戻って、残っていた仲間たちに原因を報告すると、救急車を呼んだ当人も、尿路結石を経験しており、「やっぱりな」と…。
さすが経験者だね。
躊躇なく救急車を呼んでくれたことに感謝。

とてもメモリアルな1日目の夜となった。

ちなみに秋旅は二泊三日なので、
まだまだ続きます。

(^_^;)