2023.06.17(土)


久しぶりの百名山を登りに行きました。

いちおう、3日間で三座を攻略するつもり。

最初に選んだのは、新潟の苗場山です。


この週末は梅雨の晴れ間ということで、

ピーカンの天気予報〜♪

このチャンスを逃す手はありませんよ。


苗場山の池塘は、ぜひ青空の下で見てみたい。

名古屋から新潟まで約400km。

仕事を早めに切り上げて、一般道を車で10時間かけて、新潟の越後湯沢にやって来た。


道の駅で2時間ほど仮眠してから、苗場山の秡川(はらいかわ)登山口にやって来た。


今日デビューするモンベルの新しい登山靴。
ダイヤル式の紐を搭載した最新式です。
モンベルのお姉さんに乗せられて買っちゃいました。
本当は使ってたモンベル登山靴の修理を頼もうと持ち込んだけど、修理に4週間かかるのと、修理費用が、靴を買った時の値段に近かったこともあり、買い替えることにしました。
結果、修理費用の倍の金額になりました。滝汗
大切に使わないとね。
まずは、今日の苗場山で靴慣らしします。
どんな感じになるか楽しみです♪

今まで使ってたモンベル登山靴は、東海自然歩道の舗装路歩きに使ってたら、あっという間に、靴底の溝が無くなって、ツルツルになってしまった。昨年の2月に買って、1 年4ヶ月しか保たなかった。
高価な靴で舗装路は歩いてはいけませんね。

新しい靴では舗装路歩きはしませんよ。

(^_^;)


05:05
それでは出発しま〜す♪
\(^o^)/

今は標高1,224 mだから、一気に500mも運んでくれるのは、ありがたいですね。
まだ休止中なのは残念。

05:20
舗装路を歩いてゴンドラ終点に到着。
登山口からは歩いて15分。

目の前は、スキー場のゲレンデ。
ゲレンデの中を歩いていくようです。
まだガスに包まれて、山は霞んで見えない。
山頂に着くまでに、霞が取れて欲しいなあ。

苗場山頂まで4時間、戻りが2時間半。
往復6時間半だそうです。

ここで、登山靴のダイヤルを増し締めします。
これでぴっちりフィット。とても便利だ。

ゲレンデの中を歩いていくかと思ってたら、脇から樹林の中に入っていきます。

樹林の中は、ゴツゴツ岩がゴロゴロ。
湿っているので、滑らないように気をつけながら登っていく。
これは下山も時間かかるね。
こういう滑りそうなゴロゴロ岩の下りが、とっても苦手です。

05:57
霞みも取れて、青空が広がった。
天気予報通りのピーカンだ♪
(≧∇≦)b

ルンルン気分で登っていくと、左側の笹が、ガサッと音を立て、何か気配を感じる。滝汗
すごく低い唸り声が聞こえてきた。滝汗
笹の方を見ないで、横目でチラリと目をやると、すぐ近くに、黒い大きな物が見えてしまった。滝汗
ここで思わずビクッとしてしまった。滝汗
すると、唸り声が大きくなり、笹が大きな音を立てた。ゲロー
ヤバいッ!熊🐻だッ!
音のする方に身構えると、笹の中から、熊が吠えながら飛び出してきた。ゲロー
反射的に身を引くと、バランスを崩して、尻もちを着いてしまった。滝汗
ヤバいッ!殺られるッ!ゲロー
飛び出してきた熊🐻は、尻もちを着く前の自分の立っていた場所めがけて、爪を立てて、飛び込んできた。ゲロー
そこにいたら、大怪我してたな。滝汗
尻もちを着いたため、飛び込んてきた熊🐻と、尻もちを着いた自分が、鼻先で睨み合いする形になった。滝汗
吠える熊🐻の凶暴な睨みに、思わずワァーッと、大声で叫んでしまった。滝汗
一番やっちゃいけないやつだ…。滝汗
興奮した熊🐻が、次の攻撃態勢に入った。

あっ、もうダメだ。ゲロー

すると、急に、二子山の熊襲撃の動画が頭の中にプレイバックし、自分も自然と戦闘態勢に入ってた。すごいな、オレッ!!

尻もちを着いた拍子に、ストックを持っていた両手を大きく振り上げた形になっていて、熊🐻から見たら、自分より大きな存在が攻撃態勢に入ったと思ったんだろう。
戦闘態勢の気持ちが伝わったのか、急にビビった様子で笹の中に逃げていった。

二子山の熊も、一度は逃げながら、再び攻撃しに戻ってきでたので、私もしばらくの間、その場で戦闘態勢のまま、待ち構えていた。

どうやら驚異は去ったようだ。
熊に襲われながら奇跡的に無傷で済んだ。

あ〜ッ、怖かったよ〜。

ゲローゲローゲローゲロー笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い泣き滝汗滝汗滝汗滝汗

05:59
少し歩いて、襲われた場所を振り返る。
わずか2分間だけど、生死の分かれ目でした。

証拠写真を撮っておこう。
標高は1,620m。
ゲレンデにあった和田小屋を思い出し、電話するも、営業時間外の音声案内。
しょうがないので、山頂で報告しておこう。

すぐ近くにザックがあった。
えっ?こんな所にデポするわけないよな?
ひょっとして、さっきの熊🐻に襲われたんじゃないか?
辺りを見回しても、誰もいない。
熊に笹の中に引き込まれてないか?
大きな声で「誰かいませんか〜っ?」と叫んだが、反応なし。
何も無ければ良いのだが…。
ザックをそのままにして先へ進んだ。

まさか熊に襲われるなんて…
死ぬかとマジ思ったぜぇ。

ネットで二子山の動画とその他の熊に襲われる動画から、自分の襲われた時の熊に近いものを拾ってみた。


とんでもない一日の始まりとなった。

でも、無傷で良かった。


ということで、苗場山登山は次に続く。


\(^o^)/