2022.11.19（土）
秋の京都にやって来ました。
昨年の京都トレイルで心残りだった愛宕山に登るために一ノ鳥居から出発し、清滝まで歩いてきました。
①からの続きです
07:55
愛宕山の二ノ鳥居から登ります。
一ノ鳥居に比べ、こぢんまりした鳥居です。
山頂までの参道には、一丁目（約109m）ごとにお地蔵さんがあるようです。
一ノ鳥居から山頂まで50丁（約5.5km）、
一ノ鳥居からここまで10丁（1.1km）、
なので、残り40丁、40体のお地蔵さんに
会うわけですね。
隣には、「伊勢へ七度、熊野へ三度、愛宕さんへは月参り」とあります。
京都の人にとって、愛宕詣りはとても盛んだったようですね。
愛宕山は、全国にある愛宕神社の総本宮で、1300年の歴史があるそうです。
先人が築いてきた歴史を感じながら、登っていきたいと思います。
登山者への注意書きが凄いですね。
・麓と山頂の気温差は10度ある
・自分で登り、下山する他、手段なし
山登りならば、当たり前のことですが、
普通のお宮参り感覚で来られる方が、おられるようですね。
(^_^;)
40分の1の道標ありました。
現代の丁石の代わり。
わかりやすくてありがたい。
全部ヨシ！トイレはオッケー。
さあ、登りますよ〜♪
登り始めは、とても整備された道です。
道の右手には、ケーブルカー跡が見えます。
愛宕詣りが盛んだったころの名残り。
歴史の遺構となりましたね。
道は階段に変わり、登山らしくなります。
まだ、登山らしくないですかね。
丁石とお地蔵さんを見つけました。
丁石の「愛」の字が、かろうじて読めるが、これは愛宕山の「愛」ですね。
あとは読めないけど、「十八丁目」と刻まれているそうだ。
20丁目の茶屋跡。
ケーブルカーが通るまでは、ここで営業されていたようです。時代の変遷を感じます。
急ではない道が続きます。
お地蔵さんが次から次に登場。
真っ赤に染まった紅葉もあれば、まだ緑が残っている紅葉もある。
これはこれで味がありますね。
二十五丁目の茶屋跡
三十丁目の茶屋跡。
茶屋は五丁目毎にある？
しばらくは山肌を巻くように平坦な道を歩いて行きます。
樹林の隙間から嵐山方面が見えました。
だいぶ登ってきましたが、少し霞んでます。
ここから最後の登りらしい。
残り六丁（660m）。
お〜、門が見えてきました♪
立派な門です。神社まであと少し。
奥に上り階段が続いてます。
境内の雰囲気らしくなってきました。
三ノ鳥居ですかね。
いよいよクライマックスです。
まだ、上り階段が続いてます。
09:18
愛宕神社に到着〜♪
無事の登頂にお礼を申し上げ、家族の健康も祈願させていただきました。
近くに愛宕山の三角点があるようなので立ち寄ります。愛宕神社の山頂直下に、こんな道がありました。車が通れそうな道です。
ここからの眺望が素晴らしい〜♪
正面に貫禄ある比叡山がド～ンと構えてます。
京都一周トレイルで、ここからいくつも山を越えて比叡山まで歩いたのを思い出しました。
あそこまで、よく歩けたよなあ。
左の端には、蓬莱山、武奈ヶ岳の比良山地が続きます。あの稜線を繋げてみたいですね。
比良比叡トレイルはいつ歩こうかな？
秋に歩きたかったけど、京都を楽しみたかったので、まだ歩けてない。
もう冠雪しそうな季節になってきた。
09:44
愛宕山の三角点に到着。
愛宕神社より標高低い場所にある。
神社の境内に三角点は設置できないからかな？
記念写真もパチリ♪
三角点からの眺望はこんな感じ。
見晴らしはまあまあかな。
10:01
三角点から、山頂の愛宕神社直下に戻ってきました。せっかくなので、登りとは違うルート、月輪寺経由で下山します。
普通に歩きやすい登山道でした。
降り始めてすぐ開けた場所に出てきました。
嵐山方面が良く眺められます。
あとで立ち寄りますよ～♪
10:26
月輪寺に到着。ここも麓から山道を登らないとたどり着けない険しい場所にあります。
11:21
登山口まで下りてきました。
麓の紅葉🍁に日が当たって輝いてます。
素敵過ぎる～♪(≧∇≦)b
朝のしっとりした雰囲気の紅葉🍁も素敵だったけど、日が当たって、一層華やかになった景色も素敵ですね〜♪
(≧∇≦)b
清滝の素敵過ぎる紅葉🍁を
しっかり堪能しながら、
あ〜、帰りたくない〜♪
いつまでも眺めていたい。
来てよかった～♪＼(^o^)／
清滝を離れ、一ノ鳥居へ戻ります。
ここにもお地蔵さんありました。
清滝トンネルを歩きます。
トンネルの真ん中は、暗すぎて足元が見えず。
11:48
一ノ鳥居に戻ってきました。
朝とは違い、日が差し込んできて、紅葉🍁が輝いてます。
眩しい〜♪(≧∇≦)b
鳥居前は、良い雰囲気の古い町並み。
素晴らしい紅葉🍁を堪能できました。
愛宕山も登れて、心残りもまた一つ解消。
来てよかった〜♪
＼(^o^)／