京都一周トレイルで伏見稲荷大社から伏見桃山へ向かうルートにある竹林がとても綺麗だったのが印象に残っていたので、ちょっと調べてみました。

\(^o^)/


伏見稲荷大社の千本鳥居から抜け出して、伏見桃山へ向かう道へ進んでいくと…。

竹之下道という道標があり、

竹林が始まりますが、何か違和感があります。

ふつう竹林は、もっと竹が密集し、薄暗いものですが、ここの区画は、竹が密集しておらず、陽が入って明るく、地面も公園の広場かと思うほど綺麗に整地されているように見えます。

お隣は、良くある竹林になっていて、先ほどの綺麗な竹林は人の手で整備されたエリアであることがわかります。

竹林乃下道の区間を外れても、稲荷山山麓には、人の手が入った綺麗な竹林が広がっており、竹林乃下道の景観保持のために整備されたものではなく、この辺り一帯が竹林で何か生計を立てているのかなあと思いました。

まず想像したのは京都の町家の軒先でよく見かける竹矢来。この柵に必要な美しい竹をこの竹林から供給しているのでは?と、妄想。
(画像はお借りしました)

伏見稲荷大社がある稲荷山山麓だけでなく、大岩山展望台から伏見桃山城へ向かう途中にも、竹林がありました。



伏見稲荷だけでなく、伏見桃山も含めた伏見の広い範囲で竹林で生計立てているようです。
そんなに竹の需要があるのかなあ。

この時はこれ以上の想像を膨らますことはなかったのですが、ブログ書いた後も伏見で見た竹林が気になったので調べてみると、筍(たけのこ)の産地であることがわかりました。

しかも「京たけのこ(白子たけのこ)」といって、白子のように色が白く、そのまま食べられるほど軟らかい、とても有名なブランドタケノコでした。
私は知らんかったけど…。(^_^;)

私が見たこの独特な竹林は、
  • 親となる竹を残し、周辺の竹を伐採してタケノコが育つ場所を作る
  • 地面に藁を敷き、その上に土を被せて厚みのある柔らかい土の層を作り、タケノコが生えやすく、すぐに頭が出てこないようにする
  • タケノコが地面から頭を出す前に収穫する
という、とても手間をかけて、熟練した技によって産まれるタケノコ畑だったのです。
とても美味しそうなタケノコに聞こえてきました。\(^o^)/

また、京たけのこ(白子たけのこ)は、伏見だけでなく、京都の各地で栽培されている京都の名産品でした。

京都一周トレイルを歩く中でも竹林を通ることがありましたが、京たけのこの産地だったかもしれませんね。

楽天市場には、ふるさと納税の返礼品としても並んでるけど、値段見てビックリ!ポーン

手間をかけてるだけあって、高級食材なんですね。機会があれば食べてみたくなりました。
高級料亭には縁がないですけど…。
(^_^;)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ということで、京都をもっと知ることができました。

ヘェ~。\(^o^)/