2024.08.03(土)


北アルプス最奥の秘境

③からの続きです。


水晶岳でご来光を拝み、稜線を歩いて鷲羽岳まで、やって来ました。


06:40
鷲羽池と槍ヶ岳の絶景は昨日に続いて2度目。
何度見ても美しい〜♪
(≧∇≦)b

それでは鷲羽岳山頂を後にします。


麓の三俣山荘へ下りていきます。
笠ヶ岳、三俣蓮華岳、黒部五郎岳を一望♪

今日も良い天気。午後から曇り予報みたいだけど、今は、ぜんぜんそんな気配無い。

このまま黒部五郎岳も登ってしまおうかとも思ったけど、黒部五郎小屋のテント泊の予約取れなかったし、明日は、午後から雨☔予報だから、今日中に下山してしまうのが良いんだろうな。チュー

登山道に立ち止まっていた人が雷鳥がいるよと教えてくれた。
こんな至近距離で出会えるなんて最高〜♪
ラブ

もう一羽、登山道のど真ん中で砂浴び。
めっちゃ、かわいいじゃん♪ラブ
人に囲まれても動じずに砂浴びしてる。

目の前を通って、ヒョコヒョコ登っていく。
本当に人に対して警戒ゼロだな。
可愛くてしかたないんですけど〜♪ラブ

上にいるもう一羽の所へ戻っていった。
夫婦なのかな?親子なのかな?
まあ、エエもん見させてもらいました。
熊を避けて鷲羽岳を通ってきて良かった♪
ラブ

さっきまで見下ろしてた三俣蓮華岳、黒部五郎岳を見上げるようになってきた。

07:30
テントに戻ってきました。
歩いてきた水晶岳と鷲羽岳を振り返る。
最高の朝活でしたね♪(≧∇≦)b

でも、まだ07:30。
このまま延泊して、ここから黒部五郎岳をピストンしたら、コースタイムは10時間なので、今から出発すれば、夕方には帰って来れる。
アタックザックの軽量スタイルなら、もっと早く帰って来れると思うと、行ってしまおうかとも思ったけど、断念することにした。

今は絶景の朝活を楽しんで、アドレナリンMAXの大興奮状態だから、元気いっぱいだけど、すでに朝活で6時間動いているので、さらに10時間歩くのは難しいだろうね。

延泊したら、明日の午後は雨☔予報なので、雨の中の下山も避けたい。
ってことで、冷静さを取り戻した。
チュー

朝ご飯はカップラーメン。
今日も暑い日だから、長い下山に備えて、エネルギーと塩分をしっかり補給しておく。
お湯少なめの濃いスープだったが、ペロリと完食した。これ、美味しいね♪
(≧∇≦)b

08:32
テントを片付けて、下山準備完了。
詰め込んだザックは、めっちゃ重い。
アタックザックとは次元が違う。
肩に食い込む重さが半端ない。
こんな重いザックで、よう来たなあ。
チュー

それでは下山開始。
まずは三俣蓮華岳の分岐まで登っていく。

さよなら、北アルプス最奥の水晶岳、鷲羽岳。
さよなら、三俣山荘〜♪
この絶景も見納め。最高の思い出♪ラブ

三俣蓮華岳を正面に見上げながら登っていく。

重いザックを背負っているので、もっと辛いと思ったけど、意外と足腰に余裕あるな♪
これなら黒部五郎岳ピストン行けたかも。
なんちゃって。てへぺろ

まだ、アドレナリンMAX状態だな。
それだけ、素晴らしかった水晶岳、鷲羽岳。
大興奮の北アルプス最奥の秘境旅。
また来たいなあ♪ラブ

下山も槍ヶ岳を眺めながら絶景歩き♪
(≧∇≦)b

三俣蓮華岳の分岐から緩い下り坂が続く。
来るときは長い上り坂だったけど、帰りは楽チンだね♪

10:33
双六岳の分岐に到着。
目の前にガスが湧き上がっていた。
さっきまで何もなかったのに、いきなりガスが発生するんだね。

双六岳分岐から双六小屋への激下り。
来るときは心折れそうだったな。
下りるのも苦労するほどの急傾斜。

双六小屋で休憩。
下りてきた双六岳分岐からの激下りを眺める。
分岐は見えてるテッペンのさらに向こう。
次に来る時の心構えが出来た。

双六小屋を後にし、弓折乗越へ向かう。
濃いガスが稜線を侵食してきた。
なんか天気ヤバくない?驚き

振り返れば、双六小屋と鷲羽岳。
こっちは、まだ天気良いね。
でも、雲が多くなってきた。
午後は曇り予報というからなのか?
さっきまで、ぜんぜん雲なかったのに。
山の天気は、急変するから怖いね。驚き

行く先は、濃いガスに飲み込まれていく。
雨降らないよね?降ったら嫌だよ。チュー

槍ヶ岳の絶景が眺められるはずの稜線。
真っ白で何も見えない。
今日は土曜日で、これから登ってくる人たちと、たくさんスライドしたが、残念な景色になっちゃったね。
私は行きに絶景を堪能できたから、まだ良かったけどね。

11:55
弓折乗越に到着。
三俣山荘を出発して3時間半。
まあまあのペースやな。

次のポイントは、鏡平山荘。
もう、あそこに見えているからスグだね。

12:38
鏡平山荘で休憩。
ラーメン、かき氷が大盛況だった。
様子からして、みなさん、これから登る人たちみたい。双六小屋に泊まるのかな?
とにかく大賑わいでした。

鏡池から槍ヶ岳はまったく見えず。
濃いガスは、積乱雲に発達中か?
さっさと下りましょう。驚き

小池新道は整備されていて、歩きやすい。
下山する人たちのペースがめっちゃ早い。
みんなスゴいなあ。煽り

14:28
小池新道入口まで下りてきた。
鏡平山荘から2時間は、めっちゃ早い。
ここからは長い長い林道歩き。

14:44
わさび平小屋に到着。
林道歩きは、登山靴には負担大だね。
かなり苦痛になってきた。

ビールとか、ジュースとか誘惑がいっぱい♪
もう下山だから楽しみは後にとっておこう。
ということでスルー。

笠ヶ岳の笠新道入口にある水場で休憩。
三俣山荘で汲んだ水も残り少なくなっていたので、空いたペットボトルに水を補給した。
キンキンに冷えた水は美味しいね♪

15:44
新穂高まで戻ってきました。
ガスが稜線を隠してしまったけど、雨が降ることはなかった。
天気予報の通り、曇り予報となった。

黒部五郎岳へ行ってたら、山頂がガスガスだっただろうね。行かなくて良かった。

4日間の休みを取っておきながら、結局は一泊2日となってしまった北アルプス最奥の秘境旅。
でも、素晴らしい天気と絶景に恵まれた中身の濃い旅となりましたとさ。

今回の山行記録がコチラ


一泊2日なのに行動時間が26時間超え。滝汗
いつもながら、アホな山歩きしとるわ。

終わり
\(^o^)/