2019/05/25 (土)
桟敷ヶ岳に登った時に調べていて城丹国境尾根という言葉に惹かれた
直ぐに街道や古道と言われると首を突っ込みたくなる
交通の便や詳しい道の案内もないので忘れかけていた
が、京北に滞在させてもらってどうやら今回歩ける機会が巡ってきた
先ずはS氏の気がかりな谷の花探しがてら尾根に上がることに
7:27 (カメラ時間)
車を回収するのに便利な林道の分岐にデポ
一昨日の花探しに向かった林道と別れて右へ
S氏も昨年の台風後の状態は確認しておられないので状況は不明
被害は甚大だったようだがしばらくは整備されて車も入れる状態
崩落した斜面は昨年までは一面のタニウツギで見事だったとか
道脇に一株のヤマシャクがしっかり根付いている
お~頑張ったね!
沢の流れに沿って道の両脇に目をやりながら進む
林道の支線に入って行くと道が荒れてきた
それでも整備の手が入り歩くには支障ない
斑入りの葉っぱだ!
例年沢山の株が見られるという場所にも今年も数十株ありました
良かった
お!
咲いてます!
たった一輪、崩落した土の端っこで必死に体を立て直しながら開花してます
愛おしさと逞しさを感じます
表層が崩壊するとすぐにこの黄色いジャケツイバラが席巻するんですよね
花は見事ですがその棘たるやまるで釣り針です
うっかり近付いたら餌食です(--;
右斜面は全面倒木
一本だけ残った杉が天に向かっています
ヤマシャクヤクが見えない緑の一面
ミカエリソウの群落です
だんだんと倒木も多くなりくぐって進みます
林道は姿も無くなりました
倒木の下から元気に姿を現しています
少し林道が現れました
いやいやこの先まだ進めそうかな~
8:32
乗り越え跨ぎ潜りしながらも進むと作業小屋に到着
この辺りは被害を免れたようです
昨年の今頃にはここまで車で入れたそうです
あの先のネットの周囲にも群落が見られる
無事だと喜んでおられる
2年前あのてっぺんの一本杉から愛犬と下ってきたそうです
手前の杉ではなく小さく見えてる山の上~~@@
またまた倒木ジャングルを抜け出すと小さな作業小屋
ここから先の谷を詰めあがる予定
だがしかし・・・・・
S氏もこの先は未踏地帯
道は倒木とミカエリソウで塞がれて足元不明瞭
潔く引き返しましょう
とは行かない二人(コマッタモンデス^^;)
ならばあの一本杉まで登ろうではないですか!
※(ヤメルベキデシタ)
しかし獣除けネットに沿った斜面に取り付くには沢が邪魔してます
すると~
S氏はちょうどいい具合に丸太が横たわっているのでスイスイと渡ります
そんなぁ~私には無理真ん中あたりでバランス崩して藪の沢に落っこちる~><;
そいじゃ~足元確認しながら丸太の下の藪沢を越えます
何とか向こう岸に渡り着いても藪!!
しかもノイバラとサンキライの棘藪!!
どうにかこうにかネット際まで登りつく
小屋がずいぶん下になりましたがまだまだ50mくらいしか登ってません
目標の一本杉が遠い~~--;
痛い痛い!!
ナイフでノイバラやサンキライを切ってくれますが手に負えません
もう足で踏んだくって服の破れも構わず登るしかありません
2年前に愛犬と下った時は伐採直後で何も生えていずむしろ滑ったとのこと
何度か斜面に伐採後の切り株を見つけては小休止
眺めは抜群なんですけどね(^^;
カヤトの枯れた株がズルズル滑る何か掴もうとすればノイバラ
あ~いやんなっちゃうわぁ~
まだ着かないのーー;
10:15
やっと目標の一本杉
少し傾斜が緩み藪に突っ込むと
出ました~~\(^o^)/
10:16
城丹国境尾根に乗り上がりました~♪
僅か100mの標高を1時間20分、もがきながら藪漕ぎして登りつきました(アホの典型)
気温も上がり汗びっしょり
木陰で大休憩~~~(^^;
改めて私らおかしいよねと苦笑するのであった
&&&&&& 城丹国境尾根歩きへと続く・・・・