プルルルル


あきら「どうした?」


高石「どうしたやないぞムキー結婚式昨日終わってたらしいやないかムキー



あきら「あら?今日やなかったっけ?ニヤニヤ



高石「あほ!こっちは今日の朝1番で祝電頼んだんや。」



あきら「ほんとに祝電送ったんや。えらいねウインク




高石「あほか!祝電届いてないんやムキー

しかも奮発して1万円のバルーンも一緒に頼んだんやぞムキー






あきら「1万円のバルーンも付けたの?それはえらいねー真顔






高石「さっき祝電頼んだ会社から電話がかかってきて、結婚式昨日だったんですけどって不機嫌そうに言われたんやムキー
結婚式の日を間違える人なんて前代未聞だってムキー






あきら「それなら優斗くんの新しい家にバルーン届けてもらえばいいんじゃないの?」






高石「俺もそう思って優斗くんの家にバルーン届けてもらえますか?って聞いたんや。

そしたら個人情報保護法の関係で新郎様のご住所はこちらではわかりかねますって言われたんやムキー





あきら「えー?そりゃーせっかく1万円もしたのにバルーンもったいないね。そのバルーンどうするの?」





高石「受付の人から不機嫌そうにこのバルーンどうしたらいいですか?って何回も聞かれるから

捨てといてくださいって言ったんやチーン






あきら「ゲラゲラ




こうして全く関係のない高石くんも被害を受け

結婚式での出会い系は幕を閉じました。
















おわり