その後もAみちゃんとは何事も無かったかのように会っていた。



相変わらず外にご飯を食べに行くことはなかったので寿司の出前を取っていた。

一緒に外を歩くのが嫌なのかな。




そう思った僕はAみちゃんに似合う服を買ってあげたいと切り出してみた。


A「ほんとに?じゃあ今から行こう!」


一緒に外を歩くのが嫌というわけではなかったのかな。

僕は嬉しくなった。



季節は冬だったからAみちゃんに似合うコートを買うことにした。


近くのデパートに行きコートを探した。


Aみちゃんが好きなブランドのお店に入る。


白っぽいロングコートが幼いAみちゃんとのギャップがあり僕はとても気に入った。

Aみちゃんもそのコートを気に入ってくれたのでクリスマスプレゼントとして購入した。



6万円だった。



そしてまたホテルに戻りすぐにコートを着てくれた。


かわいい!


またAみちゃんの喜んだ顔が僕のツボに入り嬉しくなった。



テンションが上がった僕はAみちゃんに写真を撮っていいか聞いてみた。

A「写真はダメだよ。」


そりゃそうだよね。

僕たちは恋人でもないしデリヘルのお客と嬢だもんね。


そんな会話をしながらもこっそり1枚だけ写真を撮った。


僕はその1枚を待ち受けにした。