ケルト人とアイヌ人の相似性と対極性 | 王道日本:佐野雄二
2008-11-17 09:21:04

ケルト人とアイヌ人の相似性と対極性

テーマ:歴史

ケルトとアイヌの相似性と対極性


ケルト人と原日本人が一体で生まれたことにつき、特に根拠として挙げたいのは、日本のアイヌとの間に見られる相似性と対極性である。


これは、ケルト人とアイヌ人が歴史的に重要な役割を果たしてきたことを象徴すると同時に、相互に関連性を有する証明でもあると思われる。以下にその点を列記すると、


まず第一にケルト人は、ローマ帝国に攻め込まれるまではヨーロッパの中心部全域に住む先住民だった。一方、日本のアイヌ人も弥生民族たる大和朝廷に攻められるまで、日本のほぼ全域に住む先住民だった。ともに先住民としてそれぞれのほぼ全域に広がりながら、後続の統一国家に攻め込まれるという相似性を持つ。


ケルト人はその後、西北の果ての島・アイルランドやイギリスの一部に安住の地を得て、その島でしぶとく長く、生き続けた。


一方、日本におけるアイヌも大和朝廷に攻め込まれ、東北の果ての島・北海道に安住の地を得て、その島でしぶとく長く生き続けた。

ケルト人とアイヌ人は似たような時期に、ともに西洋と東洋の果ての島に押しやられ、安住の地を得たという相似性と対極性を持つ。


 ケルト人は新興勢力たるギリシア・ローマの民から保守的で野蛮な民とされ、差別された。一方、日本のアイヌも新興勢力たる大和朝廷から未開人・野蛮な民・蝦夷として差別された。この点もケルトとアイヌは相似的である。


 ケルト人とアイヌ人の共通性は「熊祭り」の儀式の中にも見てとることができる。西洋人は日本のアイヌの熊祭りの習慣を知って、「自分たちと同祖ではないか」と感ずるという。


何故かというと、西洋の古代においても「熊祭り」は行われてきた。熊はヨーロッパの最初期の農耕民たる南東ヨーロッパの新石器時代に「産む神」として崇拝され、土偶にかたどられてきた。


スイスのベルン市の近郊ムリから出土した「熊の女神像」を見ると、台座に「女神アルティオにささげる」とある。アルティオはケルト語で「熊」の意味である。


つまり、「果物かご」を膝の上に抱えたケルトの女神は、彼女が豊穣と多産の女神であると同時に「熊の守護神」であることも示している。


ケルトに限らず、エーゲ海地方ではキリスト教時代になっても「熊の聖母」の祭祀が行われ、ベルン市など、今でも「熊祭り」を祝う都市として有名である。


日本のアイヌ人がいつから「熊祭り」を行ってきたのかは、文字の記録がないため不明である。しかし、アイヌが血統としては縄文後期(BC2000年~)よりもズッと前の時代からの生き残りであることは、本書で指摘する以前から明白な事実である。



数ある動物の中でも同じ「熊」を対象とした祭りは偶然とはいえず、1万~3万年前までさかのぼるとなると、日本のアイヌ人とケルト人はかっては一体ではなかったのかと感じざるを得ない。それが「原日本人と原ユダヤ人が一体で人類が始まった」という具体的な意味である。


同時にこのことは、日本人は縄文人(後期以降はアイヌ)と弥生人の、ユダヤ人はケルトを体験した魂とそうでない者との二重構造になっていることを示している。

ケルト人は文字を残していないため、その民族的歴史はずいぶん浅いものとして扱われてきた。一方、アイヌ人も文字を持たないため、その民族的歴史はずいぶん浅いものとして扱われてきた。この点も相似的である。


そもそもケルト人のいたイギリスとアイヌ人のいた日本は、いずれも陸地を近づけてみれば、イギリスは環大西洋の中心、日本は環太平洋の中心に近い。これは先行する環大西洋時代にあってはイギリス、新たに始まりつつある環太平洋時代にあっては日本が、それぞれ中心的な役割を果たすことを指し示している。


地球にN極とS極の磁極があるように、ユダヤ人と日本人は人類史に存在する磁極であり、電気で言えばプラスとマイナスの極である。それを表すかのように地球の北半球のちょうど反対側にケルト人の生き続けてきたイギリスやアイルランド島があり、一方、アイヌの生き続けてきた北海道がある。


同時にユダヤ人の王ロスチャイルドは、日本列島とは正反対の側にあるイギリスを本拠とする。この面でもユダヤ人と日本人は北半球に存在する磁極であり、陰と陽、プラスとマイナスの極である。これらの二重の相似性と対極性は何か意図的でさえある。

最近のDNA分析の研究により、約5900年前の縄文人の人骨と現代アイヌ人がほぼ同じ遺伝子であることが確認された。つまり、アイヌ人が日本の先住民であるというだけでなく、13000年ほど前から続く日本の縄文人であったことが科学的に証明されたのである。本書において、アイヌ人は魂としてはさらに3万年前までさかのぼる民族であることが明らかとなったから、アイヌ人は、いわば旧石器時代から現代に生き残る、地球上最古の民族である。


このことはケルト人についても言えると考えてよいだろう。なぜならケルト人はアイヌ人と相似性・対極性を持つ。それゆえアイヌ人について言えることは、ケルト人についても同様と考えられ、彼らが旧石器時代から生き残る地上最古の民族と推定されるのである。(『聖書は日本神話の続編だった!』より)

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