無事に福井での講演が終了し、新幹線で帰っているところです
講演後のトークセッションのコーナーでは、育児と仕事の両立の話題になり、もう1人の講師の木田さんのお話を聞いて、また目頭が熱くなりました
木田さんは、子供が小さい頃から働いていらしたので、保育園に迎えに行くのが一番遅くなることがあり、我が子がポツンと残されているのを見て、胸が苦しくなったという話をして下さいました
一緒にいるときはぎゅーっと抱きしめて愛情表現を欠かさなかったとも仰っていました
バリバリと働くことで、周囲から「子供が可哀相」と言われたこともあったけれど、子供に愛情はしっかり伝わっていたと
そして、私を送って下さったイベントスタッフの方は、子供が3歳の時に旦那様が癌を患い、6年後に他界したため、子供と離れる寂しさによく涙を流しながら、必死で働いたことを話してくれました
お母さんが働く理由は、それぞれ違うし、働き方も様々ですが、子供を想う気持ちだけは同じ
「お母さんが働くと子供が可哀相」とか、「お母さんは育児に専念すべき」といった意見については…
個人的にそう思うのは勿論いいのですが、家庭の事情は色々ですし、信念や教育方針も色々だから、一概に決めつけず、それぞれの家庭のやり方、多様性を尊重する寛容な社会であって欲しいと思います
前に、私のブログへのコメントで、育児は女性がやらねばならないという固定された考えに強い違和感を覚えると長文で書いて下さった方がいらっしゃいました
男女役割分担意識の押し付けも、立派なマタハラの一種で、やってはいけないこと
そういう認識も、もっと浸透するといいな…と思います
そんなこんなで、短い時間でしたが、色々なことを考えさせられて、とても有意義な時間を過ごすことができました
福井市のご当地キャラさんにもお会いしました
お見送りしてくれたゆめまる君が、最後の最後まで、全身全霊でピョンピョン飛び跳ねて「会えて嬉しかったよ~、またね~」と表現してくれたのがとても嬉しかったです
私は、とうとうキャラさんの心が読めるようになりました(笑)
蟹を食べる時間はなかったけれど、豪勢なお弁当を頂きました
ホームに恐竜先生がいたので、写メを撮らせて頂きました
恐竜博物館に侑生を連れて行きたいと思いました
もうすぐ東京に着きます
今日もお疲れ様でした