第1497回

後半『しらたまさんとトランプの国』

脚本:葛原秀治

絵コンテ:橋本敏一

演出:田中勇気



~あらすじ~

ジャムおじさんたちとトランプの国へ出かけるしらたまさん。

ストレートとフラッシュの魔法に感激し、2人を誘ってお芝居することに!



◼︎苦笑いのパン工場メンバー

パン工場へやって来たしらたまさん。


いきなりパン工場の部屋の照明を落とし、歌いながらみんなの前に現れるというwww


なかなか期待できそうなキャラです!


しらたまさんのマイペースっぷりに、さすがのパン工場の面々も苦笑い…


懐の深いアンパンマンの登場人物たちですが、苦笑いすることってあるんですね~!



一方、バイキン城でしらたまさんとパン工場メンバーの話を盗聴しているばいきんまん。


このときの、ばいきんまんの操作盤の作画バランスがいつもと違うなーと思って見てました。珍しいですね。


どうでも良い話ですが、操作盤がファミコンのコントローラーなのが気になって気になって仕方ありません。


著作権?とか…大丈夫なんですかねw



◼︎トランプの国へ

ストレートフラッシュという、ファンキーな名前の見習い魔法使いが登場。


ジョーカー役の山寺さんに、だいぶ素に近い声で


「おい!2人で心を1つにしなさいって、いつも言っているだろう!」


って叱られてましたね。


結構ガチめのトーンで叱ってるのが、これまたアンパンマンの世界観的に珍しく感じましたw



◼︎アンパンマンの扱いが雑。

トランプの国でお芝居をすることになったしらたまさん。


アンパンマンはまさかの怪物役で、もこっとした怪物の着ぐるみを着てリハーサル中。


そのセリフはガオー、ガオーガオー」と、まさかの棒読みw


怪物らしくない姿に総監督のしらたまさん絶望、アンパンマン降板へww



代わりに与えられた役は、太陽の役でした。


顔ハメパネル状の太陽の絵に顔を入れ、突っ立っているだけで良いようです。


観客席から見ると、アンパンマンの顔が絵からヌッと出ているというシュールな状態。


我らのアンパンマンにこんな雑な役を与えるなんて……しらたまさん、やはりなかなかのクセモノでした。


ちなみに顔ハメパネルはフィット感があるようで、ばいきんまんが現れて暴れ始めてもすぐには抜けませんでしたww


なんかこう…色々と、世界観の崩壊した回だなと思いましたw



◆子供お気に入り度【★★☆】

◆大人も楽しめる度【★★☆】

◆アンパンマンの扱いの雑さ【★★★】