生物は自ら動く | のこしたいもの

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世界は動かされるモノ(岩や土砂、水、空など)と動く生物(動植物・微生物)で成り立っています。モノは風に吹かれて舞い上がる埃、魚が泳いで起きる波のようなもので生物や他のモノの作用を受けてうごかされ、何事もなければ決して動きません。でも生物は獲物を追いかけて飲料に逆らって穴を跳び越えるし風に抗しても前に進みます。

 

動かされるモノですが、他からの作用を受け続けるのだから長い年月の間には劣化します。岩が石になり土砂になってゆくのは、生物が成長することに対応しているように見えます。地球という巨大なモノの表面にいる我々には、地球の断片(岩・石・土砂、水、空気など)がお互いにぶつかり合って動いているように見えだけのことです。

 

寿命が限られている生物は、寿命が尽きれば死骸・死体というモノになります。体は死ぬまで成長し続けるのですが、上限を迎えると最終的に成長は止まります。その時が死、生物からモノになる時、ということになります。

 

生物はなぜ自分から動くのかを考えてみましたが「動き続けるため」としか答えは出ません。動かされる状態から自ら動くようになった時が死でありモノになる時なのでしょう。

 

子孫を残すのは死んでも生物が無くならないためです(他の生物の食料になるためでもありますが)。

 

生物の起源は一つの細胞とされています。生物がペルム紀のような時代を生き抜いて来たのは、体が無数の細胞で出来ているからだと思います。

 

単純に考えるとモノも生物も動き方が違うだけのことです。生物はモノに比べて量的にも質的にも圧倒的に小さい。生物は「モノの一種・モノの生物期」なのかも知れません。