いつも同じようなことを申し上げてすみませんが、
あえて結婚しない男子(AK男子)が、結婚をしない最大の理由は
自由を失うということでございます。
もし、いまごろ結婚していれば
せっかく連休を帰省に費やし、バックミラーで嫁と子供の寝顔をみながら
ハンドルを握りしめ、渋滞の高速道路を永遠運転し続けていたことでしょう。
そして連休があけた5月7日にはあくびをしながら
「もう連休が終わったのか……、自由な時間なんてなかった」
とつぶやき、いつもの満員電車に揺られていたはずです。
実際、家庭を持つ既婚者の友人に連休に何をしていたか聞くと、
「20時間近くも運転して東京からUSJに連れていった」とか
「自分の実家の札幌に行ったあと、嫁の実家の宮崎に向かい日本を横断した」
なんて話をよく聞きます。
一方、このゴールデンウイークに僕は何をしているかというと
おしゃれなカフェのテラス席でランチをしたんですね。。。
こんな感じで。
「自由っていいなー」とカモミールシトラスティーとスムージーを喉に通し、こんがり焼けたトーストにスクランブルエッグをのせながら、ある疑問が沸いてきました。
果たしてこれが本当に自由なのだろうか?
独身は「自由を失いたくない」と言いますが、そもそも「自由」とはいったい何でしょうか?
自由ということを考えるときに、忘れてはいけないのは、カントという哲学者です。
みなさんも一度は聞いたことがあると思いますが、
カントは、同じ時間に起きて、同じ時間の朝食を食べて、同じ時間に散歩をして
とにかくきっちりした生活を送っていました。
おそらく童貞だったと言われています。
そのカントが「私は自由である」のようなことを言い放ちました。
これはどういうことでしょうか。
資本主義が極限までいきついた、現代社会にはモノや情報で溢れかえっております。
新しいiPhoneが発売されたこと聞けば
「買おう」と反応します
ラインで女の子に飲み会に誘われたら
「行こう」と反応します
近所にラーメン屋ができたのを見かけたら
「あそこで食べてみよう」と反応します
このように、世の中に出回る情報を見たり聞いたりすると
私たちの脳は自動的に反応してしまいます。(まるで機械のように)
ですから、カフェでオシャレなランチを食べている
僕は一見自由を謳歌しているようですが、
人間の「傾向性(ナイグン)」にとらわれている状態(=不自由)とも言えます。
「水が上から下へ流れる」
「食べたいから食べる」ように
万物は自然の法則によって動くのですが
人間だけが、万物の法則に理性で対抗できる。
それがカントに主張でした。
(理解が間違っていたらすみません)
つまりゴールデンウィークに
遠い実家に渋滞のなか運転して、連休明けに早起きして子供を幼稚園まで送る
お父さんたちは自由であり、カントに近い哲学者なのかもしれません。
そして、欲に駆られて、オシャレなカフェでスムージー付きのワンプレート・デリランチを食べる僕は不自由であると言えるのです。
肌寒い日にテラス席に座る僕は完全に資本主義に首輪をつながれた犬なのです。
さらに、「いいね」が欲しいがために、そこのランチを写真にとり、SNSにあげようとする僕は、承認欲求を必死に満たそうとする犬です。
みなさんも街を歩いていてこんな姿をみたら
「傾向性(ナイグン)」に流されてるな、とカントの目線で見てもらえればと思います。
※ここのランチはおいしかったです。
さて、
「おい、婚活はどうした!?」
とお怒りの読者のみなさま。
安心してください。
ゴールデンウイークに
最新の出会いスポット
「東京おでんラブストーリー」
に行ってきましたので
その話は次回に
カントや他の哲学者についてもっと知りたい方は小林昌平さんが書いてくれて僕が編集を担当した
「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています」を読んでみてください!
サバイバルウェディングもよろしくお願いします。


