みなさん

 

 

僕が婚活していると言うと

 

「考えすぎずに、思い切って結婚してみろ」

 

というアドバイスをされる方がいますが、

 

 

そんな人に、ぜひ教えたいのは

 

 

Y君の事例です。

 

 

 

 

先日、南海キャンディーズの山里さんと女優の蒼井優さんの結婚発表がありました。

 

 

不細工キャラで売っていた山里さんが、日本を代表する女優と結婚し

「キレイな奥さんをもらえてよかったね」と

国中が祝福ムードになりました。

 

 

付き合って2か月だそうです。

 

 

そして奇しくも、同日、

既婚者の友人のY君からこんなメッセージが届きました。。。

 

 

 

「離婚したい…」

 

 

 

 

――Y君は僕と同じ歳で、昔からの友人です。

よく一緒に飲む仲でした。

 

 

40歳手前まで結婚せずに

僕と同じ道を歩んでおりました。

 

 

ちなみにY君は優秀な家系の生まれで、

親が大学の先生で

大手の企業で働いています。

 

 

しかもイケメンです。

学生時代、木村拓哉に似てるとよく言われておりました。

(僕の学生時代はキムタクと反町が全盛期でした)

 

 

さて、そんなY君が

40歳を目前に、とあるバー(というかHub)で

とうとう運命の出会いをはたします。

 

 

その子は20歳です。

 

 

写真を見せてもらったことがあるのですが

お世辞抜きでかわいい子でした。

Y君とは20歳近く差があります。

 

 

僕と違って結婚願望の強いY君は

よほど好きだったのでしょう。

ここぞとばかりに

囲いこみ戦略に出ました。

 

 

 

 

 

出会って1か月も経たないでグァムに旅行

 

 

 2か月も経たないうちに相手の両親に挨拶

 

 

 3か月目で同棲をはじめる

 

 

 

 

 

 

 

と、尋常でないスピードで結婚の外堀を埋めていきます。

 

まさに婚活界の秀吉です。

 

 

 

 

 

 

そしてとうとう半年後、覚悟を決める意味で100万円の指輪を送りプロポーズ、

そして結婚しました。

(Y君は「給料3か月分の指輪を送る」という宣伝コピーを鵜呑みにしました)

 

 

 

この女(ひと)を一生かけて幸せにしようと決意したのです。

 

 

 

 

ちなみにYくんが相手の両親に挨拶に行ったとき

義理の母は二歳だけ歳上だったそうです。。。。

 

 

 

 

 

さて、そんな年下のとてもカワイイ嫁をもらったY君ですが、

 

 

結婚して5年近くたち

離婚の危機に直面しているらしいのです。。。

 

 

ここから僕とのラインのやりとりを転記するので

Y君の心の叫びをお聞きください。

 

 

 

――――

 

僕:

奥さんに不満があるの?

 

 

Y君:

不満しかない…

所詮他人だと思った。

俺は結婚しちゃダメな人だったね

 

 

僕:

どういうときに不満感じるもの!?

 

 

Y君:

自分ではあり得ない、と思う事に対して当たり前の様な振る舞いされた時かな…

よく価値観の違いって言うけれど、付き合ってる時は許せても、子供に対してそれやられると見過ごせないね

 

よく母親が育児に熱心になりすぎて育児ノイローゼとか聞くけど、うちは放置プレイだし、子供より自分優先な行動されると不満感じるね

俺が育児ノイローゼになりそうだよ。

(※Y君の奥さんは専業主婦です)

 

うちは特殊かも…

 

 

僕:

奥さんが子育てに対して協力的じゃないってこと?

それはストレスたまるね。

 

 

Y君:

めっちゃストレス溜まる

付き合ってる時はわからんかった…

 

 

僕:

実際に結婚してみないとわからないもんな。。

奥さんが育児に関心ないのって、幼稚園の送り迎えしなかったり、子供の食事をちゃんと作らなかったりみたいなこと?

 

 

Y君:

そうだね

あとは朝起きてこない

子供にアイパッド見せて放っておく

子供がお菓子とか、マックとか言われるがままに言う事聞く

 

一回にあげるお菓子が袋ごと

自分は携帯とにらめっこ

 

とか、育児が面倒そう、まぁ子供のことを何も考えてないように思える

 

 

僕:

いま思えばあのときこうしておけばよかったって、後悔してることある!?

 

 

Y君:

うーん…

あの時こうしてれば、って言うよりあの時何で結婚したかったんだろう、って思うね

 

周りがどんどん結婚してって焦ってたのもあるけど、何か結婚してない=結婚できない人、人間的に難ある人、みたいな考えだったんだよね〜

 

あと、仕事もプライベートも自分の中では満足感がなくて、何のために生きてるんだろう、とか生きる意味を考えた時に、自分のためじゃなくて人のために生きれば生きがい感じれるのかな、とか偉そうなこと考えてたね。

 

だから女は少しくらいバカでもかわいい方が良いし、多少価値観が異なっても結婚してから俺がフォローすれば大丈夫とか思ったけど、バカは直らんし、子供持つと辛いね…

 

客観的に自分を見て素直に反省出来る子が良かったな…

いま思えば自分の事が全然見えてなかったかな…

 

 

僕:

めちゃくちゃ考えさせられる。

子供をどう育てるかなんて、結婚して子供ができてみないとわからない部分もあるもんな。。。

 

 

Y君:

そうだね。

結婚してから思ったのは、育ってきた環境って大事だなー、って事。付き合ってる時は気にしなかったけど、子育てしてる時に子供への接し方、考え方が育ってきた環境で全然違うんだな、って感じる。

 

今だったら自分と環境が似てる人、例えば大卒なら大卒同士、同じ会社とか、そういう方がある程度共通な部分があるから話も噛み合うんじゃないかなぁと思うしね。

 

付き合ってる時は刺激が無くてつまらなくても、結婚はそういう子の方がよかったのかも、とも思うよ

 

じゃあ付き合っててつまらない子と結婚するか?と聞かれたらわからん。

 

月並みだけど、恋愛と結婚は違うと思ったよ

 

 

僕:

もしやり直せるとしたら、どうしたい? もう少し価値観の近い人と結婚しておけばよかった?

 

 

Y君:

いまの考えであの頃に戻れるならいまの嫁と結婚はしない。

 

でもどうしたい?って言われると分からん。

元カノであの子と結婚しとけばな〜って考える時はあるけど…

 

 

僕:

本気で離婚を考えてんの?

 

 

Y君:

考えてるよ

子供がいなかったら離婚してる。

 

いま、離婚危機です

 

 

僕:

そっか。。

結婚をうまくいかせるのって難しいんだな。。

 

 

――――

 

 

要約すると、、、

 

 

 

奥さんが好きで、勢いで結婚したんだけど

奥さんのほうが子育てに関心がなく

育児の方針に不満があるようで、

結婚してみたら思っていたのと違った。

そして出た結論が、巷でよく言われている

「恋愛と結婚は違う」

ということでした。

 

現在離婚協議中です。

 

 

※一方的にY君側から話を聞いておりますので、当然奥さん側にも言い分があります。

 

 

 

 

 

ここまで読んだみなさん

Y君はカオ(外見)に惚れて結婚して

内面を見ていなかったのではないか

という批判があると思いますが

 

 

 

(なんのメリットもないのにネタを提供してくれた

Y君のためにも弁明しておくと)

 

僕らは問答無用で美人が好きなるよう

遺伝子に刻まれてますし

 

 

キレいな奥さんをもらうことこそが男の成功という

社会的な規制概念があります。

 

 

キレイな奥さんを欲しいと思ってない男性はいないでしょう。

 

 

また、燃え上がって、恋に落ちて、勢いで結婚しないのでは

結婚までの道のりがまたまた遠くなるのも、また事実であります。。。

 

 

 

というわけで、結婚は考えすぎてもダメだし、勢いで結婚してもダメ。。。

 

 

 

結婚への道は険しいです。。。

 

 

 

なんだか、ネガティブな記事になってしまいましたが

サバイバルウェディングはポジティブな小説なので安心して読んでください!!

 

 

【文庫版】サバイバル・ウェディング

 

サバイバル・ウェディング2