娘の耳鼻科からの帰り道

バスに乗りたくなかったけど
ベビーカーが重すぎて
1人で持ち上げられる自信がなかった


でも遠かったし
ちょうどバスが来たから
乗る選択をして

いざッ!

むむッ

想像以上に持ち上がらない

あまりの持ち上がらなさに

笑ってしまって
人間限界くると笑いが出る

もういいや!
歩こうかな!

と思った瞬間

バスに乗っていた2人の女性が
駆けつけてくださり

無事乗車

優しさに笑顔が溢れた


そして
手を差し伸べてくれた

1人の女性が

『帰りはどこ?◯◯?一緒ね!
私もそこよ!降りるときも安心して』

優しさに
じぃーーーん



降りる間際

作戦を考えてくれて
『皆さん降りたら、私達が最後に…』

降車は1人で出来るので
お気持ちだけ頂いたけれど

楽器を背負ってたので聞いてみた
私『なにか演奏されるんですか?』

『バイオリンよ!ボケ防止』

『素敵〜』

なんて盛り上がり


女性は
『あなた、頑張ってるわよ』


『へっ?』


『今が1番幸せなときなのよ!
今振り返っても
子供がこのくらいの時が
1番幸せだった』

『あのね!
大変だよね?本当大変よ!
自分がやりたい事
できないわよね
分かるわよ!
私もそうだったから
でも、この時間は一瞬よ!
大切に、沢山ハグしてあげて
一緒に居てあげてね』



『え?泣きそう』
思わず声にしてた…

真っ直ぐに
私の目を見つめて語ってくれた言葉

とっても深くまで染み込んだ

大切にしなきゃ!と思った

同時に

知らないママに

こんな素敵な対応をしてくださる

こんな素敵な女性になりたいな



素敵な出会いでした
大事にするからね



帰りは
大丈夫と言ったけれど
しっかり助けに来てくださいました


優しさってこうして示すんですね


素敵なバイオリンのおばさま


ありがとうございました


では

Haruna