父が意識障害が起きた時のカルテの記録です。




1番初めに記載されたものを要約します。


・車椅子に移乗させて処置室まで移動


・その際はトラキオマスク8L/minでSPO294-95%維持出来ていた


・意識レベルも以前と変わらず、傾眠ではあるが呼びかけに反応があった


・TPN終了に伴うバスキャスの抜去を行った


・抜去後は問題なく圧迫止血を行っていた


・その後よりSPO2が91-92%程度まで低下してきたため、ジャクソンリースを装着して用手的換気を行ったところ、SPO296%まで上昇したため、再度トラキオマスク8L/minに変更したが、再度、SPO2の低下が認められたため再度ジャクソンリースを装着し用手的換気を行ったが、ジャクソンリースが膨らまなかったため酸素ボンベを確認すると残量がゼロになっていたため、処置室の酸素に交換し用手的換気を行ったところ、SPO2は84-85%まで低下したのち、SPO2は99%まで回復した。

・その後、ストレッチャーに移動しベッドまで移動させ、血ガス採血実施した。


・vitalは保たれていたが、トラキオマスク8L/minでもSPO289-90%とさんそかの悪化が認められた。


・またSPO2改善後も意識レベルの低下が継続したためコールを実施、ICU入室となった。


おおまかですがこれが始めに記載されて
いたものです。


この後、8回の変更がありました。



変更①〜③回目


・処置の時間が追加された→これは、私たちに説明した時、時間は見ていなかったと言っていた。にもかかわらず、時間の記載が細かく追加された。


・バスキャス抜去→CV抜去とカテーテルの種類が変更された。
これは、他職種のカルテを見たところ、バスキャス抜去で正解。CVよりも、バスキャスの方が、カテーテルの太さが太いのだ。太い方がより多くの空気が体内に入ってしまう。臆測だが、空気塞栓から遠ざけるためだったのかな?


・低酸素の時間は1-2分だった、との記載が追加でされていた。
これも、主治医の主観であり、実際に時間は計っていない。(酸素のない時間は短かったことを主張したかったのだろうか。)


変更④
・処置に携わった方の名前が追加された

私たちへの説明では、カテーテル抜去を行ったのは、現主治医と聞いていた。


しかし、カルテには、別のドクター(研修医)が抜去を行ったと記載されていた。

??どちらが本当なの?


そして、父の意識の確認をどのドクターがどの場所から行ったか、モニターや酸素の管理を誰が行なっていたか等、、詳しく追加された。


このことは、叔母が以前、現主治医に、処置室の配置図と、父を中心にどこに誰がいたかを紙に書いてもらったのだが、その配置図と照らし合わせてみると、矛盾点が見つかった。


つづく。